
JCB法人カードとJCB CARD Bizは共通して、ビジネスに役立つ特典・優待が豊富であり、国内・海外旅行保険が付帯しています。さらにポイント還元率がアップするお得なサービスもあります。
ただしJCB法人カードとJCB CARD Bizは、追加カードやETCカード、マイル移行など、一部のサービス内容に違いがあるため、経営者様にとって最適な方をお選びいただく必要があります。このページでは、JCB法人カードとJCB CARD Bizの違いやメリット・デメリットを比較し、経営者様のカード選びをお手伝いいたします。
またJCB法人カードとJCB CARD Bizのお得なキャンペーン情報や、審査情報なども解説。最後までお読みいただければ、JCB法人カードとJCB CARD Bizの違いやメリットを細部まで把握いただけるでしょう。
年会費・限度額・ETCなど、JCB法人カード/JCB CARD Bizの基本情報

まずは年会費や限度額、ETCなど、JCB法人カードとJCB CARD Bizの基本情報を確認してみましょう。
※スマホでは横スクロールが可能です。
カード名 | JCB法人カード(一般) | JCB CARD Biz(一般) |
---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() |
国際ブランド | JCB | |
年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降1,375円 | |
追加カード年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降1,375円 | 発行不可 |
ETCカード年会費(税込) | 無料 | |
限度額 | 公式サイト参照 | |
支払回数 | 公式サイト参照 | |
電子マネー | タッチ決済(JCB) QUICPay | タッチ決済(JCB) QUICPay Apple Pay Google Pay |
ポイント還元率 | 0.3%〜0.75% | |
ポイント有効期限 | 2年 | |
ANAマイル還元率 | 移行不可 | 0.3%〜0.45% |
JALマイル還元率 | 移行不可 | 0.3%〜0.45% |
海外旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | |
国内旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | |
ショッピング保険 | 年間100万円まで(海外のみ) | |
その他保険 | なし |
このようにJCB法人カードとJCB CARD Bizは、スペックの多くが共通しています。
デザインが一新!カード番号は裏面に変更
JCBカードは2021年12月から、プロパーカードのデザインを一新し、カード番号や有効期限などを裏面に記載する形へと変更しました。JCB法人カードとJCB CARD Bizもデザイン変更が行われており、どちらもカード番号が裏面に記載されることで、よりセキュリティの高い安全なカードになっています。新たにタッチ決済を搭載してもっと便利に
JCBカードは、2021年12月の新デザインリリースのタイミングで、ほとんどのプロパーカードにタッチ決済の機能を搭載しました。これまでVisaやMastercard、アメックスなどがタッチ決済(コンタクトレス決済)を搭載していた一方、JCBは未対応の状態が続いていました。それが2021年12月からはJCBカードもタッチ決済に対応し、より便利に支払いができるようになっています。
もちろんJCB法人カードとJCB CARD Bizにもタッチ決済が搭載されており、コンビニなどの少額決済をよりスピーディーに完了できます。ご利用の際は、店員へ「JCBのタッチ決済で」と伝え、決済端末へカードをかざすだけです。
電子マネーQUICPay(クイックペイ)も使える
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、ポストペイ(後払い)型の電子マネーである、QUICPay(クイックペイ)も使用可能です。JCB法人カードはQUICPay専用カードを発行すれば使用でき、JCB CARD Bizは専用カードまたはコイン型のQUICPayから選べます。2種類のカードの違いは追加カード?それぞれのメリット・デメリットを比較

JCB法人カードとJCB CARD Bizは、どちらも年会費が1,375円(税込)であり、スペックが似ているように感じますよね。特典や付帯サービスの多くは共通していますが、実はJCB法人カードとJCB CARD Bizには細かい違いがたくさんあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
JCB法人カードとJCB CARD Bizの主な違いやメリット・デメリットを、一覧表にまとめました。
カード | JCB法人カード![]() | JCB CARD Biz![]() |
---|---|---|
必要書類の違い | 法人の本人確認書類が必要 | 個人の本人確認書類だけでOK |
追加カードの違い | 複数枚を発行可能 | 発行不可 |
ETCカードの違い | 複数枚を発行可能 | 1枚のみ発行可能 |
ポイントの違い | JCBの個人カードとの合算は不可 一部の景品はポイント交換できない | JCBの個人カードとの合算できる 全ての景品がポイント交換対象 |
マイルの違い | 移行不可 | 移行可能(ANA、JAL、デルタ航空) |
Apple Pay/Google Payの違い | 利用不可 | 利用可能 |
指定可能な口座の違い | 【法人】法人口座のみ 【個人事業主】屋号付き口座、個人口座 | 【法人】法人口座、個人口座 【個人事業主】屋号付き口座、個人口座 |
JCB法人カードとJCB CARD Bizのメリット・デメリットや違いについて、詳しい内容をチェックしていきましょう。
必要書類と申し込み手続きの違い
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、必要書類や申込手続きの内容が異なります。JCB法人カードでは、必要書類として入会申込書と法人の本人確認書類が必要です。一方のJCB CARD Bizでは、法人の本人確認書類や郵送による入会申込書の送付は必要ありません。引き落とし口座をインターネットで設定すれば、郵送手続きをせずにネットで申し込みを完結できます。
つまりJCB法人カードとJCB CARD Bizを比較すると、JCB CARD Bizのほうが、申し込み手続きが簡単なメリットがあります。
追加カード・ETCカードの違い
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、追加カードとETCカードの発行枚数が異なります。JCB法人カードは、従業員用の追加カードもETCカードも、希望枚数まで作成可能。従業員にもカードを持たせたい経営者様にとって大きなメリットがあります。一方のJCB CARD Bizは、経営者様や個人事業主が自ら使用するのに特化したカードのため、従業員用の追加カードは発行できません。またETCカードも自分用の1枚しか作れないので、あくまでも自分一人で使用する法人カードとなっています。
ちなみにJCB法人カードのETCカードは「ETCスルーカードN」である一方、JCB CARD Bizは「ETCスルーカード」です。どちらもETCレーンを通過できるカードですが、デザインなどが異なります。
ポイント・マイルの違い
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、ポイントやマイルのサービス内容が異なります。JCB法人カードの場合は、貯めたポイントのマイル移行ができないほか、提携ポイントへの移行もできません。また、JCB法人カードとは別でJCBの個人用クレジットカードを持っている場合に、ポイントを合算して景品と交換することも不可能です。
一方のJCB CARD Bizは、貯めたポイントのマイル移行や提携ポイントへの移行も可能となっています。さらに、JCBの個人用クレジットカードを持っている場合は、個人カードで貯めたポイントと合算して、景品と交換可能です。
Apple Pay・Google Payの違い
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、Apple PayとGoogle Payの利用可否が異なります。JCB CARD Bizは、Apple PayもGoogle Payも両方使える点がメリットです。一方のJCB法人カードは、Apple PayとGoogle Payのどちらも使用できません。ただしJCB法人カードはカード自体にタッチ決済の機能が搭載されているほか、電子マネーQUICPayの専用カードを発行可能です。スピーディーな決済を求めるなら、これらの機能を活用してみてはいかがでしょうか。
登録できる口座の違い
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、引き落とし口座として登録できる銀行口座に違いがあります。JCB法人カードを法人名義で契約する場合、引き落とし口座に設定できるのは法人口座限定です。一方のJCB CARD Bizは、法人名義での契約であっても、経営者様の個人口座を指定可能です。
なお個人事業主の場合は、JCB法人カードもJCB CARD Bizも、屋号付き口座または個人名義口座から選択できます。
ポイント・マイルの仕組みとJCB法人カード/JCB CARD Bizの還元率

こちらでは、JCB法人カードとJCB CARD Bizの、ポイント・マイルの仕組みを解説します。なお先に申し上げたとおり、JCB法人カードではポイントのマイル移行はできない点のみ注意しましょう。
還元率は同じ!Oki Dokiポイントが貯まる点は共通
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、どちらも共通してOki Dokiポイントが貯まります。クレジットカード決済1,000円ごとに1ポイントが貯まり、1ポイントの価値は交換商品に応じて3〜5円程度です。JCB法人カードとJCB CARD Bizのポイント還元率は、どちらも同じく0.3%〜0.75%ほどとなります。還元率は交換商品により変わるほか、次に紹介する2つのポイントアップ制度によっても変わってきます。
スターメンバーズとオリジナルシリーズパートナーでポイント還元率がアップ
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、どちらも下記のポイントアップ制度の対象となっています。- JCBスターメンバーズ(JCB STAR MEMBERS)
- JCBオリジナルシリーズパートナー
- Oki Doki ランド
JCB法人カードとJCB CARD Bizで利用できる、それぞれのポイントアップ制度について詳しくチェックしてみましょう。
JCB STAR MEMBERSでポイント最大1.5倍
JCBスターメンバーズ(JCB STAR MEMBERS)は、年間のカード利用金額に応じて翌年度のポイント還元率がアップするお得な優遇制度です。JCBの中でも限られたカードにしか適用されない制度であり、JCB法人カードとJCB CARD Bizはスターメンバーズの対象です。JCB法人カードで適用されるスターメンバーズの優遇内容と条件は、下記のとおりです。
年間利用金額 | ポイント加算倍率 |
---|---|
100万円〜 | +50% |
50万円〜 | +20% |
30万円〜 | +10% |
この優遇制度により、JCB法人カードとJCB CARD Bizのポイント還元率は最大で0.75%までアップします。年間100万円は毎月8万4,000円の支払いでクリアできるので、それほど難しい条件ではないことがわかります。
オリジナルシリーズ提携店でポイント最大10倍
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、「JCB ORIGINAL SERIES」の対象となるビジネスカードです。オリジナルシリーズの対象となるJCB法人カードとJCB CARD Bizなら、提携店での支払い時にポイント優遇を受けられます。ショップ | ポイント倍率 |
---|---|
Amazon | 3倍 |
モスバーガー | 2倍 |
ドミノ・ピザ | 2倍 |
セブン-イレブン | 3倍 |
ビックカメラ | 2倍 |
ウエルシア/HACドラッグ | 2倍 |
スターバックス ※オンライン入金 | 10倍 |
シェルSS | 2倍 |
タイムズパーキング | 2倍 |
ニッポンレンタカー | 2倍 |
オリックスレンタカー | 6倍 |
洋服の青山 | 5倍 |
AOKI | 5倍 |
一休.com | 2倍 |
このように、JCB法人カードとJCB CARD Bizは様々なジャンルのお店でお得に使用できる特徴があります。JCB法人カードとJCB CARD Bizをご利用の際は、ぜひオリジナルシリーズの提携店をチェックしてみてくださいね。
Oki Doki ランドでネットショッピングがポイント最大20倍
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、Oki Doki ランドを経由してネットショッピングをするだけで、ポイントが最大20倍までアップします。使い方は非常に簡単であり、Oki Doki ランドのサイトへアクセスして、掲載されているネットショップへ移動するボタンをタップするだけです。たったこれだけの処理をするだけで、JCB法人カードとJCB CARD Bizのポイント還元率がアップします。
Oki Doki ランドには、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングをはじめとして、およそ300もの店舗が掲載されています。ネット通販で会社の備品を購入する機会が多い経営者様なら、JCB法人カードとJCB CARD Bizをよりお得にご活用いただけるでしょう。
おすすめのポイント交換商品は?キャッシュバックはお得?
Oki Dokiポイントの交換商品は、家電やグルメなどのアイテムのほか、ギフトカードやキャッシュバックなど多彩な商品が用意されています。Oki Dokiポイントの価値は、交換する商品によって変わってくるので、なるべく1ポイントの価値が高くなる景品と交換したいですよね。家電やグルメなどのアイテムは、個別の商品により価値が変わってくるため、多くの場所で使いやすい交換商品の、1ポイントの価値をまとめました。
アイテム | 1ポイントの価値 |
---|---|
JCBギフトカード | 2.86円〜4.98円 |
Amazonでの使用 (パートナーポイントプログラム) | 3.5円 |
キャッシュバック | 3円 |
JCBプレモチャージ ※JCB CARD Biz限定 | 5円 |
nanacoポイント移行 ※JCB CARD Biz限定 | 5円 |
表を見ると、JCBプレモチャージやnanacoポイント移行などは、1ポイント=5円の価値になるので、還元率を最高値まで高められます。しかしJCBプレモチャージやnanacoポイント移行はJCB法人カードではできず、JCB CARD Biz限定の商品となります。
JCB法人カードの場合は、多くのポイントを貯めてJCBギフトカードと交換するのがおすすめです。JCBギフトカードへの交換は、最小で1,000円分(350ポイント)から可能ですが、1度に交換する金額が大きくなるほど、1ポイントの価値が高まる仕組みとなっています。
JCBギフトカードは最高で50,000円分(10,050ポイント)が用意されているので、多数のポイントを貯めてからまとめて交換すると、より還元率が高くなりお得です。
なおOki Doki ポイントは、1ポイント=3円でキャッシュバックができたり、1ポイント=3.5円でAmazonにて直接使えたりします。1ポイントの価値はそれほど高くないものの、使い勝手のいい便利な交換商品です。
ビジネスに役立つおすすめ特典・付帯サービスが豊富

法人向けクレジットカードを選ぶ際、カード付帯サービスは非常に重要なポイントになります。なぜなら、法人カードにはビジネス向けのサービスが付帯していることが多く、これらを有効活用すればあなたのビジネスの大きな助けとなるためです。
「でも一般カードではそんなに良いサービスは期待できないのでは?」
このページでご紹介しているのはJCB法人カードとJCB CARD Bizの一般カードです。ゴールド以上ならまだしも、一般カードの付帯サービスには期待できないと、あなたもお考えではないでしょうか。しかし、そんなことはございません。
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、一般券面でも多くのサービスを利用できるため、サービス重視でカードを選んでいる方にも高い人気があります。ここでは、数あるサービスの中でも、特にJCB法人カードとJCB CARD Bizで人気の、特典を紹介していきます。
会計ソフトとの連携で経理業務を効率化
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、会計ソフトと連携して利用明細を自動仕訳できます。会計ソフトとの連携時には「MyJCB 外部接続サービス」が安全で便利。このサービスを利用すれば、API連携によりパスワードなどを使わなくても会計ソフトへの自動取り込みができるようになります。JCB法人カードとJCB CARD Bizの外部接続サービスは、弥生会計やクラウド会計freee、りそな銀行やセブン銀行などに対応しています。さらに、弥生会計とfreeeについてはサービスの料金割引優待もあるので、これから会計ソフトを導入したい経営者様にも役立ちます。
出張を便利にする法人向けトラベル特典
JCB法人カードとJCB CARD Bizには、国内出張の際に活用できるトラベル特典が多数用意されています。例えば「ANA Biz」や「JAL ONLINE」、「JR東海エクスプレス予約」は飛行機や新幹線のオンライン予約に役立つサービス。ネットで簡単に飛行機や新幹線の手配ができ、さらにチケットレス(スマホのeチケットなどを利用)で移動できるため非常に便利です。
また、出張先のホテル予約には「JCBトラベル」と「じゃらんコーポレートサービス」が利用できます。JCBトラベルは、出張時のホテルや接待時のゴルフ付きツアーなどを手配できる便利な会員限定サービスです。
じゃらんコーポレートサービスは、ホテル予約で有名なじゃらんnetの法人限定サービス。法人会員限定のリーズナブルなシークレットプランも用意され、出張費用を安く抑えられます。
接待に役立つタクシーチケット
JCB法人カードとJCB CARD Bizの会員は、JCBタクシーチケットを利用可能です。タクシーチケットは、名前と料金を記入するだけでタクシーに乗れるチケット。会員本人のサインがあれば誰でも利用できるため、接待の際に重宝します。「福利厚生倶楽部」で社内の福利厚生もバッチリ
JCB法人カードとJCB CARD Bizには、企業の福利厚生をアウトソーシングできる「福利厚生倶楽部」の割引優待が用意されています。中小企業にとって福利厚生は悩みがちな問題。JCB法人カードまたはJCB CARD Bizが1枚あれば、福利厚生倶楽部でその悩みも解消できます。いつでもどこでも確認可能なWEB明細
JCB会員専用のWebサービス「MyJCB」に登録すれば、カードの利用状況をWebで照会できます。また、ETCカードの利用状況もいち早くWebで確認できます。一般ランクの付帯保険はどちらも共通

JCB法人カードとJCB CARD Bizの一般ランクに付帯している保険は、どちらも共通して同じ内容です。JCB法人カードとJCB CARD Bizの付帯保険の詳細を、チェックしていきましょう。
国内・海外旅行保険はどちらも最高3,000万円
JCB法人カードとJCB CARD Bizには、国内旅行保険と海外旅行保険が、どちらも最高3,000万円の補償額で付帯しています。旅行傷害保険は条件付きの利用付帯であり、保険を適用するためには、事前に対象となる旅費の一部を支払う必要があります。対象となる旅費とは、新幹線のチケットや航空券、旅館・ホテルの宿泊費用やパッケージツアーの代金などがあります。
最高100万円のショッピングガード保険
JCB法人カードとJCB CARD Bizには、年間で最高100万円までを補償してもらえる、ショッピングガード保険が付帯しています。ショッピングガード保険とは、クレジットカードを使って購入した品物が、90日以内に破損・盗難などの被害を受けた場合に、補償を受けられる保険です。JCB法人カードとJCB CARD Bizの場合は、海外でのショッピングのみ対象となり、国内での買い物は対象外となります。
JCB法人カード/JCB CARD Bizの審査は甘い?難易度は?

一般的に法人カードの審査は、設立年数3年、2期連続黒字決算が一つの基準と言われています。
ただ、クレジットカードの審査がどのように行われているかは、実際には公表されておらず、わかりません。そのため、JCB法人カードの審査難易度も口コミ等の情報で総合的に判断する必要があります。
JCB法人カード/JCB CARD Bizというと、JCBの発行するプロパーカードということもあり、しっかりとした審査を行っています。ただ、そうは言ってもゴールドやプラチナではなく一般カードのため、審査が格別厳しいわけではありません。
実際に、当サイトの調べにおいても、実は申込者の半数以上は審査を通過しているのです。このことからも、審査がそこまで厳しくないことが伺えます。
とはいえ、それでもJCB法人カード/JCB CARD Bizを申し込みにあたって、審査に落ちるのが不安だと言う方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、JCB法人カード/JCB CARD Bizの審査情報や、通りやすくするポイントを解説していきます。
審査基準は違う?個人信用情報は重要?
JCB法人カードとJCB CARD Bizの審査について考える上でまずチェックしたいのは、これら2種類の法人カードでは、異なる審査基準が用意されている点です。JCB法人カードでは法人の本人確認書類の提出が必要な一方、JCB CARD Bizでは個人の本人確認書類のみで申し込めます。このことから、JCB法人カードでは法人としての実態や実績がチェックされる一方、JCB CARD Bizでは個人としての年収や信用情報が重視されると考えられます。
他のカード会社でも登記簿謄本や決算書の提出が不要なビジネスカードは存在し、そういったカードでは個人与信をベースとした審査が行われています。個人与信型のビジネスカードなら、会社としての実績が少ない状態であっても、個人の支払い能力をもとに審査してもらえる特徴があります。
もし設立直後や赤字決算など、法人としての審査に不安を感じるようであれば、個人の信用を重視しているJCB CARD Bizを選ぶのもよいでしょう。
審査落ちを防いで合格するためのコツ
JCB法人カードとJCB CARD Bizの審査落ちを防ぐためには、次のポイントが重要です。- 個人信用情報を傷つけない
- 良質なクレヒスを積む
- 短期間で多数のカードに申し込まない
- 短期解約は避ける
- 不必要なキャッシング枠は付けない
- 固定電話回線を持つ
- 自社のホームページを作成する
ビジネスカードは経営者様の個人信用情報も重要なポイントです。過去に支払い遅延や延滞などがなく、個人カードであっても良質なクレヒスを積んでおけば、JCB法人カードとJCB CARD Bizの審査にも通過しやすくなります。
また短期間で多数のクレジットカードに申し込む「多重申し込み」と呼ばれる状態は、JCB法人カードとJCB CARD Bizの審査に悪影響を及ぼす可能性があります。個人信用情報では、クレジットカードの申し込み情報は6ヶ月間にわたり記録されるため、この期間中には2〜3枚の申し込みに留めておくのがおすすめです。
審査の合否が出るまでにかかる期間
JCB法人カードとJCB CARD Bizの審査にかかる期間は、非公開となっています。ただし、JCB法人カードとJCB CARD Bizの申し込みから発行までにかかる期間は目安が公開されており、次のとおりです。- JCB法人カード:2〜3週間
- JCB CARD Biz:最短1週間
このように、JCB法人カードとJCB CARD Bizではカード発行までにかかる期間が異なっています。JCB法人カードは郵送で必要書類をやりとりする必要がある一方、JCB CARD Bizはオンラインで手続きを完結させることができるので、発行スピードが速くなっています。
申し込みからカード発行までの流れ
申し込みからカード発行までの流れは、JCB法人カードとJCB CARD Bizで異なります。JCB法人カードとJCB CARD Bizのそれぞれの手順を解説します。- WEB申し込み
- 審査結果をメールで受け取り
- 入会申込書を郵送で受け取り
- 本人確認書類を同封して返送
- 自宅住所で契約確認書類を受け取り
- 受領確認後、1週間ほどでカード発行
- WEB申し込み
- WEBで引き落とし口座を設定
- 審査結果をメールで受け取り
- カード発行
なおJCB CARD Bizは、申し込み内容や状況によっては、郵送で必要書類の送付が必要になる場合があります。その場合は最短1週間での発行ができず、必要書類がJCBに到着してから1週間程度での発行となります。
申し込み時の必要書類
JCB法人カードとJCB CARD Bizに申し込む際の必要書類は、次のとおりです。カード | JCB法人カード | JCB CARD Biz |
---|---|---|
法人として申し込み | 現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書から1点 法人代表者の本人確認書類を1点 | 法人代表者の本人確認書類のみ |
個人事業主として申し込み | 本人確認書類のみ | 本人確認書類のみ |
このように、JCB法人カードを法人格で申し込む場合のみ、法人確認書類が必要となります。その他のパターンは全て個人の本人確認書類だけで申し込めるので簡単です。
口コミは良い?JCB法人カード/JCB CARD Bizの評判

ユーザーのリアルな口コミ評判をチェックしておくと、公式サイトではわからなかったメリット・デメリットが見えてくる場合があります。こちらでは、JCB法人カードとJCB CARD Bizに対する口コミ評判を紹介します。
JCB法人カードに対する口コミ評判
まずはJCB法人カードに対する口コミ評判を紹介します。ユーザーはJCB法人カードをどのように評価しているのか、Twitterでの口コミ評判をご覧ください。JCB法人カード審査通った
— あらやあきのぶ|Web集客をやさしく解説 (@manngamaromeru) March 29, 2019
これでワケわからなくなった会計が明確に出来る
よかった
このまま年末迎えたら決算期に死ぬところだった
致命的になる前に対策対策
これをいい知らせというほどのことかわらかないけど、我が法人(私ひとりだけだけど)もJCB法人カードの審査に通ったとの知らせ。少しは信用力もついてきたかな。これで経費の精算が楽になる…。少しずつ省力化整備中。
— ぺんた (@Etizolam1211) February 20, 2018
申し込んでから約3週間で届きました。#JCB 法人カード。 #個人事業主 になって開業届を出してから4週で申し込みで、合計7週間でゲット。個人で30年ほどヒストリーがあって #JCBザ・クラス も持っているので、それで大丈夫だったんでしょう。 pic.twitter.com/9Ogoflih9Q
— 蒼井音符 (@aoi_rhythm13) August 17, 2019
Freeeに対応との事なのでJCB法人カードを申し込みした。会計面はとにかく事務所で全部解決できる体制をとろう。郵便局とJAの連携が課題になりそうだけど…うまく連携できないなら連携できる事を重視して事を進めよう。
— Tomoaki YUI (@tomuaky) March 24, 2020
このように、JCB法人カードを使った経理業務の効率化に満足している方が多いようです。会計ソフトとの連携もスムーズなため、中小企業の経理業務の効率化に大きく貢献してくれるでしょう。
JCB CARD Bizに対する口コミ評判
次に、JCB CARD Bizに対する口コミ評判を紹介します。JCB CARD Bizは、あっさりと5分で審査完了して書類郵送待ちになりました。JCBは個人のサブカードとして10年の履歴があるので、審査が通り易い?かも。メインカードのOMC(セディナ)は20年以上の履歴がありますが、ビジネスカードは発行していません。いずれも個人クレヒスは遅滞等一切無いです。
— kan573 (@kan573) August 27, 2021
JCBCARDの法人カードの審査通りました!個人名義ですが、引き落とし口座を法人で引き落とせる、Bizという新しい法人カードみたいです!新規立ち上げの方は是非!!#HOLY不動産 #HOLYHOUSE #JCBCARDBiz
— HOLYHOUSE(株式会社HOLY) (@HOLYHOUSE3) March 11, 2020
この前作ったJCB Biz、限度額いってた…😇
— ソルダ@eBay輸出 (@solder_1022) August 3, 2020
20万円だからね。
オファーきてたfreeeカード作ります…
このようにJCB CARD Bizは、ユーザーの口コミでは「他の法人カードと比べて審査に通りやすい気がする」といった投稿が多く見られます。JCB CARD Bizに審査落ちしたと口コミを寄せる人はそれほど多くなく、JCB法人カードとは違った基準で審査されていることが予想されます。
もしビジネスカードの審査に不安材料がある人は、JCB CARD Bizの発行を検討してみるのもおすすめです。
【キャンペーン情報】JCB法人カード/JCB CARD Bizの入会特典

現在JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、お得な入会キャンペーンが開催されています。これからJCB法人カードとJCB CARD Bizを発行するなら要チェックのキャンペーンなので、詳しい情報を確認してみましょう。
JCB法人カード(一般)のキャンペーン
現在JCB法人カード(一般)では、次のキャンペーンを開催中です。- 新規入会で3,000円分のギフトカード
- 翌々月までに10万円以上の利用で、さらに17,000円分のギフトカード
- 追加カード発行で、1名につきさらに3,000円分(上限3名まで)のギフトカード
キャンペーン条件を満たすのはいずれも簡単で、全ての条件を満たせば最大29,000円分のJCBギフトカードがもらえます。
年会費が1,375円(税込/初年度無料)と安い一般カードでありながら、これほど高額なキャンペーンを利用できるのは珍しいです。JCB法人カードを検討中の経営者様は、ぜひこの機会にお申し込みください。
JCB CARD Biz(一般)のキャンペーン
現在JCB CARD Biz(一般)では、次のキャンペーンが開催されています。- 新規入会で3,000円分のAmazonギフト券
- 翌々月までに10万円以上の利用で、さらに17,000円分のAmazonギフト券
JCB CARD Bizの場合、受け取れるのはAmazonギフト券(Eメールタイプ)となります。金額としては最大20,000円相当を受け取り可能で、新規入会と10万円決済の条件を満たすだけなので、非常に簡単です。
カードの年会費は1,375円(税込)と格安であり、さらに初年度は無料。気軽に使い勝手を試せる法人カードのため、JCB CARD Bizに興味のある経営者様は、ぜひキャンペーンを利用してお申し込みください。
【共通】会計ソフト割引キャンペーン
JCB法人カードとJCB CARD Bizでは、どちらも共通する内容で、会計ソフトの割引キャンペーンが開催されています。対象となる会計ソフト・プランや優待の内容は、次のとおりです。会計ソフト | プラン名 | 優待内容 |
---|---|---|
弥生会計 オンライン | ベーシックプラン | 初年度利用料が無料 (通常33,000円) |
セルフプラン | 初年度利用料が無料 (通常28,600円) | |
やよいの青色申告 オンライン | トータルプラン | 初年度利用料が無料 (通常22,000円) |
ベーシックプラン | 初年度利用料が無料 (通常13,200円) | |
セルフプラン | 初年度利用料が無料 (通常8,800円) | |
freee | 法人ベーシックプラン | 初年度年会費が15%割引 (通常52,536円) |
個人スタンダードプラン | 初年度年会費が15%割引 (通常26,136円) |
なお上記の会計ソフトキャンペーンは、どちらも利用開始した初年度のみ対象となります。これから会計ソフトの導入を予定している場合は、先にJCB法人カードまたはJCB CARD Bizを発行してから、キャンペーンを使って申し込むようにしましょう。
ゴールド・プラチナランクはどんな人におすすめ?特典を比較しよう

JCB法人カードとJCB CARD Bizには、一般ランクの他にもそれぞれゴールドとプラチナの2種類が存在します。一般⇒ゴールド⇒プラチナの順にランクが高くなり、それに比例してステータスも高くなります。
JCB法人カードとJCB CARD Bizのゴールドカード・プラチナカードは、一般ランクとどのように違うのか、どんな人におすすめなのか、詳しく解説します。
JCB法人カードのゴールド・プラチナを比較
まずは、JCB法人カードのゴールド・プラチナの基本スペックを比較してみましょう。※横スクロールが可能です。
ランク | 一般 | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
国際ブランド | JCB | ||
年齢制限 | 18歳以上 | ||
年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降1,375円 | 初年度無料 2年目以降11,000円 | 33,000円 |
追加カード年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降1,375円 | 初年度無料 2年目以降3,300円 | 6,600円 |
ETCカード年会費(税込) | 無料 | ||
ポイント還元率 | 0.3%〜0.75% | 0.3%〜0.8% | 0.3%〜0.85% |
ポイント有効期限 | 2年 | 3年 | 5年 |
ANAマイル還元率 | 移行不可 | ||
JALマイル還元率 | 移行不可 | ||
海外旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高1億円(一部自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) ※家族特約あり |
国内旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) ※家族特約あり |
ショッピング保険 | 年間100万円まで(海外のみ) | 年間500万円まで(海外・国内) | 年間500万円まで(海外・国内) |
その他保険 | なし | なし | カーアクシデントケア見舞金 |
各種ビジネス特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
国内空港ラウンジ無料 | × | ◯ | ◯ |
ゴールドグルメ優待 | × | ◯ | ◯ |
ゴルフエントリーサービス | × | ◯ | ◯ |
コンシェルジュデスク | × | × | ◯ |
コース料理1名分無料 (グルメ・ベネフィット) | × | × | ◯ |
プライオリティ・パス | × | × | ◯ |
このように、JCB法人カードのゴールド・プラチナは、ランクが上がるほど豪華な特典が利用でき、付帯保険も手厚くなります。JCB法人カードのゴールドとプラチナの特徴をまとめました。
- 一般ランクよりも保険が手厚い
- 国内主要空港ラウンジを無料で使える
- 全国約250のレストランで20%割引を受けられる
- 全国1,200ヶ所のゴルフ場の手配を代行してくれる
- 旅行保険に家族特約が付いていて、家族も補償対象になる
- プラチナ会員限定のコンシェルジュデスクを利用できる
- 一流レストランのコース料理が1名分無料になる
- プライオリティ・パスで世界中の空港ラウンジを利用できる
- その他、ゴールド以上の豪華特典が豊富
もし上記それぞれの特徴に魅力を感じるようなら、ぜひ一般カードではなく、ゴールドやプラチナのランクも検討してみてくださいね。JCB法人カードのゴールドカードとプラチナカードの詳細は、それぞれ次のリンク先ページでご覧いただけます。
» JCBゴールド法人カードの特典や審査、口コミをチェック
» JCBプラチナ法人カードの特典や審査、口コミをチェック
JCB CARD Bizのゴールド・プラチナを比較
次に、JCB CARD Bizの一般カードを、ゴールド・プラチナのランクと比較してみましょう。なおJCB法人カードのゴールド・プラチナとは、一部の特典や保険の内容が異なるため、それにも注目してみてください。※横スクロールが可能です。
ランク | 一般 | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|
券面 | ![]() | ![]() | ![]() |
国際ブランド | JCB | ||
年齢制限 | 20歳以上 | 25歳以上 | |
年会費(税込) | 初年度無料 2年目以降1,375円 | 初年度無料 2年目以降11,000円 | 33,000円 |
追加カード年会費(税込) | 発行不可 | ||
ETCカード年会費(税込) | 無料 | ||
ポイント還元率 | 0.3%〜0.75% | 0.3%〜0.8% | 0.3%〜0.85% |
ポイント有効期限 | 2年 | 3年 | 5年 |
ANAマイル還元率 | 0.3%〜0.45% | 0.3%〜0.48% | 0.3%〜0.51% |
JALマイル還元率 | 0.3%〜0.45% | 0.3%〜0.48% | 0.3%〜0.51% |
海外旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高1億円(一部自動付帯) ※家族特約あり | 最高1億円(自動付帯) ※家族特約あり |
国内旅行保険 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
ショッピング保険 | 年間100万円まで(海外のみ) | 年間500万円まで(海外・国内) | 年間500万円まで(海外・国内) |
その他保険 | なし | なし | なし |
各種ビジネス特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
国内空港ラウンジ無料 | × | ◯ | ◯ ※同伴者1名無料 |
ゴールドグルメ優待 | × | ◯ | ◯ |
ゴルフエントリーサービス | × | ◯ | ◯ |
コンシェルジュデスク | × | × | ◯ |
コース料理1名分無料 (グルメ・ベネフィット) | × | × | ◯ |
プライオリティ・パス | × | × | ◯ |
比較表を見ると、一部の特典や保険の内容が、JCB法人カードのゴールド・プラチナと違っていることがわかります。またJCB CARD Bizは、ゴールド・プラチナであっても追加カードは発行できないため、従業員用に追加カードを作りたいなら、JCB法人カードを選びましょう。
JCB CARD Bizのゴールド・プラチナの特徴をまとめると、次のとおりです。
- 海外旅行保険に家族特約が付いていて、家族も補償対象になる
- 国内主要空港ラウンジを無料で使える
- 全国約250のレストランで20%割引を受けられる
- 全国1,200ヶ所のゴルフ場の手配を代行してくれる
- 国内空港ラウンジは同伴者も1名無料
- プラチナ会員限定のコンシェルジュデスクを利用できる
- 一流レストランのコース料理が1名分無料になる
- プライオリティ・パスで世界中の空港ラウンジを利用できる
- その他、ゴールド以上の豪華特典が豊富
もし上記の特徴に魅力を感じる経営者様であれば、JCB CARD Bizのゴールド・プラチナの詳細ページ(下記リンク先)もぜひチェックしてみてください。
» JCB CARD Biz ゴールドの特典や審査、口コミをチェック
» JCB CARD Biz プラチナの特典や審査、口コミをチェック
JCBの法人向けクレジットカードは他にも多数の種類がある
この記事ではJCB法人カードとJCB CARD Bizの2種類を紹介していますが、実はJCBには他にも多彩な法人向けクレジットカードが用意されています。代表例を挙げると、下記のとおりです。- JCBビジネスプラス法人カード(一般/ゴールド)
- JCBビジネスカード/JCBコーポレートカード
- ANA JCB法人カード
それぞれの法人向けクレジットカードの概要を簡単に解説します。
JCBビジネスプラス法人カード(一般/ゴールド)との違いを比較

JCBの法人カードを検討する際に、「JCBビジネスプラス法人カード」と比較している経営者様もいるでしょう。JCBビジネスプラス法人カードはキャッシュバック型のビジネスカードであり、利用代金に対する還元はそのままキャッシュバックされる仕組みとなっています。
ただし注意したいのは、JCBビジネスプラス法人カードでキャッシュバックの対象となるのは「交通費」と「出張旅費」に限られている点です。日常的な備品購入や接待費用などはキャッシュバックの対象にならないため、注意が必要です。
一方のJCB法人カードは、交通費や出張旅費に限らず日常的な経費支払いでもポイントが貯まります。よほどの理由がない限り、スタンダードなJCB法人カードの方を選んでおくと間違いがないでしょう。
JCBビジネスカード/JCBコーポレートカードとの違いを比較

JCBが発行する法人カードに「JCBビジネスカード」と「JCBコーポレートカード」があります。これら2種類は、大企業を対象とした法人カード。JCBでは、従業員50名以上を目安にこれら2種類のカードを発行しています。
一方のJCB法人カードは中小企業向けの法人クレジットカードです。従業員の人数が50名未満ならJCB法人カードを、50名以上なら大企業向けのカードを選ぶとよいでしょう。
ANA JCB法人カードとの違いを比較

ANA JCB法人カードは、ANA(全日空)のフライトでマイルが貯まる、飛行機での出張が多い経営者様におすすめの法人向けクレジットカードです。ANAグループ会社だけでなく、スターアライアンスの提携航空会社のフライト時にもマイルが貯まります。
ただしANA JCB法人カードは、個人向けのANAカードと違って、ショッピングマイルが貯まらない点に注意が必要です。あくまでもフライトマイルを貯めることに特化した法人カードと考えましょう。
ちなみにJALとJCBが提携した「JAL・JCBカード(法人用)」も存在しますが、現在は新規申し込みを停止中です。
よくある質問とQ&A

こちらでは、JCB法人カードとJCB CARD Bizについてよくある質問に、Q&A形式でお答えしていきます。
個人事業主でも発行できる?
JCB法人カードとJCB CARD Bizは、どちらも個人事業主でも発行可能です。なお個人用のJCBカードを持っている場合、JCB CARD Bizのポイントは個人用と合算して使えますが、JCB法人カードは合算不可となります。空港ラウンジ特典は使える?
JCB法人カードとJCB CARD Bizの一般カードでは、残念ながら空港ラウンジ特典は利用できません。なおどちらもゴールドカードなら国内主要空港ラウンジを無料で利用できる特典が付いていて、さらにホノルル(ハワイ)の「ダニエル・K・イノウエ国際空港」のラウンジも利用可能です。
クレジットカード利用明細の確認方法は?
JCB法人カードとJCB CARD Bizのクレジットカード利用明細は、「MyJCB」と呼ばれる会員向けWEBサイトで確認できます。また「MyJチェック」を解除すれば、紙の利用明細を郵送で受け取ることも可能です。ただし一部のサービスやキャンペーンはMyJチェック登録(紙の利用明細の廃止)が条件になっているため、注意しましょう。