
会社の経営において重要な立場である取締役が法人カードを持つのであれば、ステータスの高いクレジットカードを選ぶ必要があります。
この記事では、取締役にはステータスの高い法人カードが必要な理由を解説しているほか、カードを選ぶ際に重視するべきポイントも紹介しています。
取締役に最適な法人カードをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
取締役にはステータスの高い法人カードが必要な理由

ワンランク上の福利厚生があるから
取締役にステータスの高い法人カードが必要な1つ目の理由、それはワンランク上の福利厚生があるからです。特にプラチナ券面の法人カードは、非常に豪華な付帯サービスが多数付帯しています。
従業員とは仕事も立場も異なる取締役だからこそ、通常の福利厚生だけでは不十分。
プラチナ法人カードに付帯している付帯サービスであれば、取締役の方々も十分に満足できる内容になっています。
利用限度額が高いから
取締役にステータスの高い法人カードが必要な2つ目の理由は、利用限度額が高めに設定されるからです。取締役など会社での影響力が強い方は、支払う経費の金額も必然的に高額になってきます。
一般券面の法人カードだと、利用可能枠は高くても100〜150万円くらいなので、役員クラスや社長、取締役などには全く足りません。
一方、ステータスの高い法人カードの中には、一律の利用可能枠が設けられていないカードもあり、1,000万円などの高額な限度額を設定できる可能性があります。
社員とは異なる立場である証明
社員とは異なる立場である取締役だからこそ、社員とは異なる法人カードを持っておくことで、立場の違いを証明できます。上下関係を重んじる企業であれば、一般従業員との線引きは重要です。
取締役がステータスの高い法人カードを持っていれば、従業員の尊敬を集めやすくなることでしょう。
打ち合わせや接待の際にも役立つから
取締役がステータスの高い法人カードを持つべき理由として、「打ち合わせや接待の場面で力を発揮してくれるから」というものがあります。取締役クラスになると、他社の重役と打ち合わせや接待をする場面も増えますよね。そんな時にステータスの高い法人カードはもはや必須。
一般券面の法人カードを使用することで、取引先から「あれ?」と思われるのは絶対に避けたいところです。
細かい部分で損をしないためにも、取締役の方はステータスの高い法人カードを使用しましょう。
取締役が使用するクレジットカードを選ぶポイント

次に、取締役が使用する法人カードを選ぶ際のポイントを紹介します。
なお、取締役の出張時に役立つ空港ラウンジ無料サービスは、ゴールドカード以上の法人カードなら基本的にどれでも付帯しているのでご安心ください。
ただし、取締役の方が、海外でも空港ラウンジを利用したい場合は、法人カード選びが重要になってきます。
そのあたりも踏まえて、取締役が使用する法人カードを選ぶ際に重要なポイントをチェックしてみましょう。
利用限度額
取締役が使用する法人カードを選ぶ際は、利用限度額に注目しましょう。「一律の制限なし」と表記されている場合は、審査の上で個別に限度額が設定されるので、高額な枠も狙いやすいです。
具体的な利用可能枠の範囲が記載されている場合は、できれば500万円までの枠が設定されている法人カードが取締役には適しているでしょう。
マイル還元率
取締役が使用する法人カードを選ぶ際は、ポイント還元率よりもマイル還元率を重視するのがおすすめです。個人向けクレジットカードと違い、ポイント還元率が高い法人カードはそれほど多くはありません。
それよりも、法人カードの中にはマイルが貯まりやすいクレカがいくつか存在しています。
ANAやJALのマイルを貯めれば、航空券と交換できたり、座席のグレードアップができたりします。
取締役の方だと飛行機を利用する機会も何かと多いと思いますので、マイルが貯まりやすい法人カードがおすすめです。
コンシェルジュサービス
取締役の方にとって使えると便利な付帯サービスが、コンシェルジュサービスです。プラチナ券面以上の法人カードに付帯しているコンシェルジュサービスは、ホテル予約や航空券の手配などを簡単に任せられる、ビジネスの強い味方。
取締役それぞれに秘書がつくような感覚なので、ビジネスには非常に役立ちます。
そのほか、海外でのコンサートチケットの手配なども行ってくれるので、プライベートでも活用しやすいサービスです。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスとは、世界各国で1,300ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスのこと。本来は年会費が必要になる有料会員サービスですが、ステータスの高い法人カードの中には、無料で会員権をもらえるものも存在しています。
取締役の方が持つ法人カードには、プライオリティ・パスが付いている方が便利です。
なぜならプライオリティ・パスの付いていない法人カードだと、国内の空港でしかラウンジを利用できないことがほとんどだから。
また、利用できたとしても「ハワイと韓国だけ」など限られているケースも多く、取締役の方にとっては少し不便かもしれません。
特に海外への出張機会が多い取締役の方なら、ぜひプライオリティ・パスが付いている法人カードをご検討ください。
新幹線のエクスプレス予約
法人カードの中には、東海道・山陽新幹線をお得な料金でネット予約できる「エクスプレス予約」に対応しているものもあります。新幹線を使った移動が多い取締役の方であれば、エクスプレス予約に対応している法人カードを選ぶのがおすすめです。
ステータスが高いおすすめの法人カード

先ほど紹介した選び方のポイントを踏まえて、取締役が使用するのにおすすめの法人カードを厳選してピックアップしました。
取締役が使用する法人カードをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

まず紹介する取締役におすすめの法人カードは、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードです。
利用可能枠に一律の制限がないので、高額な限度額も狙いやすいです。
国際的にステータスの高いAmerican Express(通称アメックス)が提供するゴールド券面の法人カードであり、トラベル系の優待が充実していて取締役に最適。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードに付帯している、取締役が利用しやすいトラベル優待の例として、次のようなものがあります。
- 空港ラウンジ
- エアポート送迎サービス
- 手荷物宅配サービス(空港)
- 大型手荷物宅配の割引優待
- 空港パーキング優待
- 無料ポーターサービス
- 空港クロークサービス
- 手荷物ホテル当日宅配サービス
- 海外旅行時の日本語でのサポート
これほどたくさんの付帯サービスが用意されているのは、やはりアメリカン・エキスプレスならでは。エクスプレス予約にも対応しており、新幹線に乗る機会の多い取締役の方にもおすすめです。
また、メンバーシップ・リワード・プラスの会員になれば、ANAマイル還元率が最高3%になるので、ANAマイルも貯めやすい1枚です。
ただし、この法人カードには、取締役におすすめのコンシェルジュサービスやプライオリティ・パスが付いていないのが、残念なポイントです。
これらの付帯サービスを希望する取締役の方なら、上位ランクのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを検討してみてもいいでしょう。
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JCBプラチナ法人カード

続いて紹介する取締役におすすめのカードは、JCBプラチナ法人カードです。
日本ブランドJCBが提供する最高峰の法人カードであり、コンシェルジュサービスやプライオリティ・パスが付帯しているので、取締役の方でも十分に満足できる使い心地です。
マイル移行ができないのは残念ですが、年間100万円以上の決済があると翌年のポイント還元率が0.8%までアップするので、比較的ポイントは貯めやすい法人カードです。
利用可能枠に一律の上限はなく、審査の結果次第では高額な限度額を確保できます。
新幹線のエクスプレス予約にも対応しており、取締役が利用する際の便利度も高いです。 取締役が使用する法人カードをお探しの方は、ぜひ検討対象に入れてください。
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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

次に紹介する取締役におすすめの法人カードは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
「永久不滅ポイント」で有名なセゾンカードが提供するプラチナ券面の法人カードであり、機能が充実しているのに年会費は20,000円+税と、取締役におすすめのカードの中では比較的リーズナブルです。
取締役におすすめのこの法人カードの最大の特徴は、JALマイル還元率が1.125%と業界最高水準に設定されている点です。
他社の法人カードでもこれほど高い還元率でJALマイルを貯められるカードは珍しいので、JALを利用する機会の多い取締役の方なら、ぜひ検討いただきたい1枚です。
年会費が比較的安いといっても、プラチナ券面であるためコンシェルジュサービスやプライオリティ・パスも付帯しており、十分に使い勝手はいいです。
ただし、エクスプレス予約には対応していないので、新幹線を利用する機会の多い取締役の方は別の法人カードを検討する方がいいかもしれません。
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三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

最後に紹介する取締役におすすめの法人カードは、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersです。
三井住友カードが発行する銀行系の法人カードで、コンシェルジュサービスやエクスプレス予約など、機能面が充実しています。
プライオリティ・パスについては選択制となっており、自分でその優待を選べば利用可能となっております。
マイル還元率は高くはありませんが、ANAマイルへのポイント移行は可能です。
この法人カードのデメリットを挙げるならば、利用可能枠の上限が500万円までになっている点です。
500万円以上の限度額をお求めの取締役の方であれば、別の法人カードを検討する方がいいでしょう。
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まとめ:自社に最適な1枚をお選びください
この記事では、取締役が使用する法人カードにはステータスの高いカードが最適な理由や、カード選びの際に重視するべきポイントをまとめました。会社で重要な立場を任されている取締役だからこそ、ある程度の年会費を支払って、ステータスの高い法人カードを選ぶことが大切です。
ステータスの高い法人カードには充実した付帯サービスが用意されているので、取締役の福利厚生にぴったり。
また、取引先との打ち合わせや接待などの場面でも、会社のステータスを示せるメリットがあります。
この記事では全部で4枚の法人カードを紹介しましたが、いずれも使い勝手のいいステータスカードばかり。
ただし、それぞれメリットとデメリットが存在しているので、取締役の方がどのようなシーンで法人カードを使用するか考え、最適な1枚をお選びください。