個人事業主・フリーランス・自営業におすすめのクレジットカード

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個人事業主におすすめのクレジットカードはどれ?」
「個人事業主のクレジットカードってどうやって選べばいいの?」

この記事では、個人事業主が経費の支払いに使えるおすすめのクレジットカードを、ランキング形式で紹介しています。何十枚も存在するクレジットカードの中から、個人事業主におすすめなカードだけを厳選しました。

紹介しているクレジットカードには、年会費無料のものやポイント・マイル還元率が高いもの、VIP待遇が受けられる豪華な特典が魅力のステータスカードなど多彩なバリエーションがあります。

また記事内では、個人事業主がクレジットカードを発行する際の選び方や、審査に通りやすくするポイントも解説しています。最後までお読みいただければ、きっと自分にぴったりの1枚が見つかるでしょう。ぜひ参考にしてください。



    個人事業主のクレジットカードの選び方

    クレジットカードを持つ個人事業主

    個人事業主がビジネスに使うクレジットカードを選ぶ際は、いくつか覚えておきたいポイントがあるので、確認していきましょう。

    なお、「早くクレジットカードランキングを見たい!」とお急ぎの方は、下のボタンからランキング項目へ移動できます。


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    個人事業主でも「法人カード」を発行できる

    事業用のクレジットカードについて調べていると、「法人カード」「法人クレジットカード」と紹介されているカードを目にする機会も多いでしょう。

    これらのクレジットカードは法人の経営者がビジネスに使用することから法人カードなどと呼ばれていますが、個人事業主でも発行できるためご安心ください。

    ただし一部のカードには発行対象が「法人限定」と限られているケースがあります。法人専用カードの場合は、残念ながら個人事業主では申し込めないことを覚えておきましょう。


    クレジットカードの年会費は経費で落とせる

    個人事業主がビジネスに使用するクレジットカードを発行した場合、カードの年会費は全額経費に計上できます。数万円という高額な年会費であっても、問題なく経費にできます。

    年会費が経費になるのであれば、個人事業主の節税対策としても有効。プライベート用では手が出ない高額なクレジットカードでも、経費になるなら心理的なハードルは低いですよね。

    ただしプライベート目的の支払いが混在する場合は、事業用との使用比率に応じて「家事按分」による仕訳が必要なので注意しましょう。ちなみに家事按分とは、個人事業主がプライベートで使う部分と事業で使う部分を比率で計算し、事業用の部分のみを経費に計上する仕組みです。


    取引先と会うならハイステータスなカードを選ぼう

    個人事業主がクレジットカードを選ぶ際、カードのステータスは忘れてはいけない重要ポイントです。「今の時代にクレジットカードのステータスなんて関係ある?」と感じる方がいるかもしれません。

    しかし、中小企業の経営者や富裕層の中には、クレジットカードのステータスを気にする人もいます。相手の価値観に合わせるという意味で、ステータスの高いクレジットカードを選んでおいて損はないでしょう。

    個人事業主は取引先からの評価が非常に重要ですよね。ちょっとした評価の積み重ねでビジネスの円滑度が変わってくると考えれば、ステータスの高いクレジットカードはぜひ検討したい選択肢です。


    ビジネスに特化した付帯サービスを使いこなそう

    法人や個人事業主向けのクレジットカードには、ビジネスに役立つ付帯サービスが搭載されています。例えば対象のレンタルサーバーを利用するとポイント還元率がアップしたり、ビジネスカード限定のお得な優待価格で出張用のホテルを手配できたり、といった特典があります。

    こういったビジネスに役立つ付帯サービスは、個人用のクレジットカードではまず利用できません。せっかく事業用のクレジットカードを発行するなら、ビジネスに役立つ特典が付いているカードを選びましょう。


    貯めたポイントやマイルはプライベートでも使える

    個人事業主が事業用のクレジットカードを持つ醍醐味は、貯めたポイントやマイルをプライベートで使用できる点にあります。

    法人の代表者の場合は組織のルールによりビジネスカードのポイントやマイルを自由に使えない場合もあります。しかし自分だけでビジネスを営む個人事業主なら、経費の支払いで貯めたポイントやマイルは自由に使って問題ありません

    「事業用の支払いで貯めたポイントを私的利用して大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、現時点の法律では営利目的で貯めたポイントでない限り、収入や売上にはならない仕組みとなっています。どうしても心配な場合は、管轄の税務署に相談してみるとよいでしょう。


    豪華な付帯サービスはプライベートにも役立つ

    事業用のクレジットカードには、個人用とは違った豪華な付帯サービスが搭載されている場合があります。事業用のクレジットカードに付いている付帯サービスは、実はプライベートでも使用することができます。

    例えばゴールドカードの定番である「空港ラウンジ無料」の特典は、プライベートな旅行の際に使用しても問題ありません。またプラチナカードの定番である「コンシェルジュサービス」を、プライベートのディナーで活用するのもおすすめです。

    先述のとおり、個人事業主の事業用クレジットカードは年会費が経費になります。だからこそ、豪華な特典が付いたラグジュアリーなクレジットカードを選ぶのもよいでしょう。


    【注意】ANAやJALの法人カードはマイルが貯まりにくい

    「経費の支払いでマイルを貯めたい」と考えている個人事業主の方は、航空会社の事業用クレジットカードに注意しましょう。

    例えば個人用のANAカードやJALカードはマイルの貯まりやすいクレジットカードとして有名です。しかし法人・個人事業主向けのANAカードやJALカードはショッピングマイルが貯まらない場合があり、飛行機に乗る場合しかマイルが付かないケースも多いです。

    このように航空会社のクレジットカードは個人用と事業用で特徴が違うため、マイルを貯めたい個人事業主の方は要注意です。



    個人事業主の事業用クレジットカードおすすめランキング

    こちらでは、先ほど紹介した個人事業主のカードの選び方を踏まえ、おすすめの事業用クレジットカードカードをランキング形式で紹介します!


    ※横スクロールが可能です。

    順位1位2位3位4位5位6位7位8位
    カード名アメックスビジネスゴールド
    アメックスビジネスゴールド
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    セゾンプラチナビジネスアメックス
    セゾンプラチナビジネスアメックス
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    JCB CARD Biz
    JCB CARD Biz
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    NTTファイナンスBizカード
    NTTファイナンスBizカード
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    三井住友ビジネスカード for Owners
    三井住友ビジネスカード for Owners
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    セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
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    オリコ EX Gold for Biz
    オリコ EX Gold for Biz
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    楽天ビジネスカード
    楽天ビジネスカード
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    年会費
    (税込)
    初年度無料
    2年目以降36,300円
    22,000円初年度無料
    2年目以降1,375円
    無料初年度無料
    2年目以降1,375円
    1,100円初年度無料
    2年目以降2,200円
    2,200円
    ポイント還元率0.3%〜1.0%0.45%〜1.0%0.3%〜0.75%1.0%0.5%0.45%〜1.0%0.42%〜1.1%1.0%
    マイル還元率ANA:0.5%〜1.0%
    JAL:0.33%〜0.4%
    ANA:0.3%〜0.6%
    JAL:1.125%〜1.375%
    ANA:0.3%〜0.45%
    JAL:0.3%〜0.45%
    ANA:0.4%ANA:0.25%ANA:0.3%〜0.6%
    JAL:0.25%〜0.5%
    ANA:0.36%〜0.66%
    JAL:0.3%〜0.55%
    ANA:0.5%
    旅行保険海外:最高1億円
    国内:最高5,000万円
    海外:最高1億円
    国内:最高5,000万円
    海外:最高3,000万円
    国内:最高3,000万円
    海外:最高2,000万円
    国内:最高2,000万円
    海外:最高2,000万円
    国内:なし
    海外:なし
    国内:なし
    海外:最高2,000万円
    国内:最高1,000万円
    海外:最高5,000万円
    国内:最高5,000万円


    ここからは、ランキングで紹介した各カードの特徴やおすすめポイントをより深く掘り下げて解説していきます。


    1位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

    アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

    アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、世界的に有名なカード会社であるアメックスが発行する、ゴールド券面のクレジットカード。ステータスが高いだけではなく、ポイントやマイルが貯まりやすい点や、豪華な付帯サービスが付いている点も個人事業主におすすめです。

    対象レストランのコース料理を2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料になる「ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン」は、取引先との接待やプライベートのディナーにも役立ちます。

    また、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの所有者は、福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員に無料で登録可能。福利厚生のない個人事業主だからこそ、クレジットカードの優待で私生活を充実させるのがおすすめです。

    ゴールドカードの大定番である「空港ラウンジ無料」の特典は、本人はもちろん同伴者も1名まで無料。海外旅行保険・国内旅行保険には家族にも適用される「家族特約」があるので、家族への補償を重視する個人事業主にも最適です。

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    2位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ポイント有効期限が無期限の「永久不滅ポイント」で有名なセゾンカードが発行する、プラチナ券面のクレジットカード。

    プラチナカードでありながら年会費は22,000円(税込)と安く、さらに年間200万円以上を決済すれば翌年の年会費は半額の11,000円(税込)に割引されます

    セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、特にJALマイルを貯めたい個人事業主におすすめです。無料で利用できる「SAISON MILE CLUB」を活用すれば、JALマイル還元率が常時1.125%になります。

    どのお店で買い物をしても1.125%の還元率でJALマイルが貯まるため、利用金額によってはJALの特典航空券で毎年旅行に行けるかもしれません。

    さらにセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」に無料で登録できる特典が付いています。プライオリティ・パスの最上級会員である「プレステージ会員」(通常:429ドル)に無料登録できるので、海外旅行へよく行く個人事業主にもぴったりです。

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    3位:JCB CARD Biz(一般)

    JCB CARD Biz一般

    JCB CARD Bizは、信頼のJCBカードが発行する、個人事業主におすすめのクレジットカード。JCBには法人向けの「JCB法人カード」という券種も存在しますが、それよりも個人事業主が利用しやすいスペックのクレジットカードとなっています。

    具体的には、JCB CARD Bizなら貯めたポイントをANAやJALのマイルに移行可能Apple PayGoogle Payが使えるなど、決済の便利さに優れています。

    またJCB CARD Bizは、JCBのオリジナルシリーズに分類されるため、対象ショップでポイント還元率がアップするのも嬉しいポイント。毎年のカード利用金額に応じてポイント還元率がアップする「JCBスターメンバーズ」のプログラムもあるので、ポイントを貯めやすい1枚となっています。

    JCBのクレジットカードには、豪華なサービスの付いたゴールドカードやプラチナカードも存在します。「将来的にはJCBのステータスカードを持ちたい」と考えている個人事業主の方なら、まずはJCB CARD Bizからクレヒス(※)を積んでいくのもおすすめです。

    ※クレヒス…「クレジットヒストリー」の略称で、クレジットカードなどの優良な利用実績を評価する仕組みです。評価を積むほど、ステータスカードの発行時などに有利となります。

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    4位:NTTファイナンスBizカード

    4位:NTTファイナンスBizカード

    NTTファイナンスBizカードは、永年無料で発行できるクレジットカードです。一般的にビジネス用のクレジットカードは、年会費無料の券種が少なくなっています。そのためNTTファイナンスBizカードは、「年会費無料のクレジットカードを選びたい」と考える個人事業主に最適な1枚です。

    NTTファイナンスBizカードが優れているのは、年会費無料なのにポイント還元率が1.0%と高水準である点です。貯めたポイントは1ポイント=1円の価値でクレジットカードの利用代金に充当でき、実質的なキャッシュバックが受けられます。

    またNTTファイナンスBizカードは、年会費無料でありながらも海外旅行保険と国内旅行保険、そしてショッピング保険が付帯しています。海外旅行保険は自動付帯なので、旅行や出張で海外に出かける際にも強い味方になってくれるでしょう。

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    5位:三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)

    三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)

    三井住友ビジネスカード for Owners クラシックは、銀行系カードの代表格である三井住友カードが発行する、法人経営者・個人事業主向けのクレジットカードです。電子マネーが非常に豊富で、iDやWAON、PiTaPaやVISAのタッチ決済(VISAブランド限定)などが使えます。

    Apple PayGoogle Payも両方対応しており、支払い回数は一括払い以外に分割払いやリボ払いの選択肢もあります。他社の事業用クレジットカードと比較しても、決済の便利さが抜きん出ている1枚です。

    また三井住友ビジネスカード for Owners クラシックは、大手コンビニ3社とマクドナルドでポイント還元率が+2.0%加算(※)される点も特徴。他には、対象店舗の中から自分で好きな3店舗を選び、そのお店でのポイント還元率が+0.5%加算される特典もあり、個人事業主にぴったりです。

    ※一部ポイント加算対象とならないお店や、最大還元率にならない場合あり。Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスが使えない場合あり。

    そのほか、三井住友ビジネスカード for Owners クラシックはステータスのアピールにも最適なクレジットカード。なぜなら、個人用の三井住友カードからは消えてしまった「パルテノン神殿」のデザインが現存しているためです。

    昔から三井住友カードを使っているミドル世代であれば、「三井住友カード=パルテノン神殿」というイメージを持っている方も多いでしょう。個人事業主が取引先へステータスをアピールするのにもってこいの1枚となっています。

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    6位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

    セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

    セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、永久不滅ポイントが貯まるセゾンカードが発行する、個人事業主に特化したクレジットカードです。年会費が1,100円(税込)と安く、従業員や家族に発行できる追加カードは永年無料。コストをかけずに発行できます。

    またセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、個人事業主にとって使いやすいビジネス特典が付いている点も特徴。「クラウドワークス」や「モノタロウ」、「マネーフォワード クラウド」などの利用時には、ポイント還元率が2.0%にアップする特典があります。

    そのほかにもETCカードが年会費無料で発行できたり、Apple PayGoogle Payが使えたり、個人事業主にとって使い勝手のいいクレジットカードです。「セゾンクラッセ」と呼ばれる会員ランク制度で「☆6」を獲得すれば、通常時のポイント還元率が1.0%にアップする点も要チェック。

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    7位:オリコ EX Gold for Biz S

    オリコ EX Gold for Biz

    オリコ EX Gold for Biz Sは、2,200円(税込)と安い年会費で発行できるゴールドカード。この価格で様々な豪華特典が利用できるので、非常にコストパフォーマンスに優れているクレジットカードです。

    オリコ EX Gold for Biz Sでは国際ブランドをVISAかMastercardから選べますが、おすすめはMastercardです。なぜならオリコ EX Gold for Biz SのMastercardブランドを選ぶと、「ダイニング by 招待日和」というプラチナカード級の豪華な特典が利用できるから。

    ダイニング by 招待日和とは、一流レストランのコース料理を2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になる太っ腹なサービス。一般的には年会費が数万円ほどのプラチナカードに付いている特典ですが、例外的にオリコ EX Gold for Biz Sでは格安年会費で利用可能です。

    またオリコ EX Gold for Biz Sには空港ラウンジ無料の特典が付いており、一部の空港では同伴者も1名まで無料で利用できます。同伴者まで無料になる空港ラウンジ優待はクレジットカードの中でも珍しい部類に入るため、いかにオリコ EX Gold for Biz Sのコスパが優れているかが理解できます。

    難点としては、ゴールドカードといっても年会費が格安なのでステータスは高くない点が挙げられます。ステータスを重視する個人事業主の方なら、別のクレジットカードを検討しましょう。ちなみに「オリコ EX Gold for Biz M」は法人限定なので、個人事業主の場合は『S』を検討すればOKです。

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    8位:楽天ビジネスカード

    楽天ビジネスカード

    楽天ビジネスカードは、個人向けの「楽天プレミアムカード」の付帯カードとして発行できる事業用のクレジットカード。楽天ビジネスカードを利用するためには、楽天プレミアムカードを所有していることが前提条件ですが、楽天のサービスをよく利用する個人事業主には非常におすすめの1枚です。

    楽天ビジネスカードは楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象であり、楽天市場での買い物時にポイント還元率がアップする特徴があります。通常時のポイント還元率も1.0%と高いため、ポイント重視派の個人事業主にもぴったり。

    また楽天ビジネスカードの会員はVISAブランドのビジネス優待である「Visaビジネスオファー」を利用できます。Visaビジネスオファーではコワーキングスペースなどの個人事業主が使いやすい特典が多数用意され、ビジネスに役立つでしょう。

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    プライベート用とビジネス用でカードを分けるメリット

    クレジットカード決済

    「個人事業主ならわざわざクレジットカードを使い分けなくてもよいのでは?」とお考えの方もいるでしょう。しかし、個人事業主がプライベート用とビジネス用でクレジットカードを使い分けることには、様々なメリットが存在しているのです。


    経理業務が効率化でき、本業に集中できる

    クレジットカードを使用すると必ず発行されるのが利用明細です。クレジットカードを使い分けないでプライベートと経費の支払いをすると、利用明細がごちゃごちゃになって経理業務の効率が悪くなります。

    個人事業主は、いかに本業に使える時間を確保するかが収入アップの近道です。事業用の支払いを専用のクレジットカードに一本化すると、経理業務の時短になり、結果的に収入がアップするでしょう。


    会計ソフトの自動仕訳に対応できる

    個人事業主が事業用の支払いを1枚のクレジットカードにまとめることには、会計ソフトの自動仕訳に対応しやすくなるメリットがあります。例えば有名な会計ソフトの「freee」には、クレジットカード利用明細を自動仕訳する機能が搭載されています。

    会計ソフトを導入して自動仕訳を利用するなら、事業用の支払いは専用のクレジットカードに確実に一本化しておくべきでしょう。


    屋号の銀行口座からも引き落としが可能

    法人代表者や個人事業主が発行対象のクレジットカードの多くは、個人名義だけではなく屋号入りの銀行口座からの引き落としにも対応しています。個人用のクレジットカードでは屋号入りの銀行口座からの引き落としは難しいため、これは法人カードを選ぶ大きなメリットです。


    いざという時の資金繰りに対応しやすい

    「ビジネスはキャッシュフローが重要だ」という話を耳にした経験のある方も多いでしょう。中小企業の中には、事業は黒字なのに手元の現金が不足して、泣く泣く倒産する会社も存在します。

    個人事業主であっても、長期にわたり事業を営むためには手元の現金が非常に重要です。経費の支払いをクレジットカードで行えば、引き落としまでには最大1ヶ月ほどの猶予が生まれるため、手元の現金を残しやすくなります。

    また、法人カードにはビジネス資金のキャッシング枠が用意されているものもあります。個人用のクレジットカードのキャッシング枠では事業目的の借入が禁止されている場合もありますが、法人カードならキャッシングで事業資金を用意できる場合があります。

    個人事業主は銀行の融資を受けにくいとされているため、法人カードはいざというときの資金繰りにも役立つ可能性があります。ただしキャッシング枠を設定するとクレジットカードの審査に通りにくくなる場合がある(後述)ので、自分に必要な範囲で検討するようにしましょう。



    個人事業主が審査に通りやすくするポイント

    喜ぶ女性の個人事業主

    個人事業主がクレジットカードを発行する際に気になるのが審査ですよね。一般的に「個人事業主はクレジットカードの審査に通りにくい」と言われますが、実はいくつかのポイントを押さえておけば、審査を有利に進められる可能性があります。

    こちらでは、個人事業主がクレジットカードの審査を有利に進めるためのポイントを見ていきましょう。


    信用情報を傷つけないのは基本

    個人事業主でもサラリーマンでも、信用情報に傷が付いているとクレジットカードの審査に不利になります。信用情報とは、クレジットカードやローンなどの金融情報に関する個人の履歴が、一定期間にわたり保存される制度です。

    クレジットカード代金の支払いやローンの返済が遅れたり、自己破産の手続きを行ったりした場合は、金融事故として悪い履歴が残り、各種審査で不利になってしまうのです。信用情報を傷つけないように、普段から支払いや返済はきちんと行うことが重要です。


    不必要なキャッシング枠は設定しない

    個人事業主がクレジットカードを作る際に審査に通りやすくするには、不必要なキャッシング枠は設定しないことをおすすめします。なぜならクレジットカードのキャッシング枠は「総量規制」の対象であり、簡単に言えば借金扱いになるのです。

    総量規制とは、法律により個人の借金を年収の3分の1まで制限する仕組みのことです。難しい説明は割愛しますが、少しでも審査に通る確率を上げたい個人事業主の方なら、必要のないキャッシング枠は設定しないのがおすすめです。


    ローンやリボ払い・分割払いを完済してから申し込む

    もし金融機関のローンやクレジットカードのリボ払い・分割払いなどがまだ残っている場合、先に完済してからクレジットカードに申し込む方が審査においては有利になります。先程のキャッシング枠の話題とも共通しますが、一般的には借入金額が少ないほどクレジットカードの審査は通りやすくなります。

    ただし住宅ローンや自動車ローンなど、総量規制の対象外となる借入については審査に悪影響を及ぼさないためご安心ください。


    短期間で多数のクレジットカードに申し込まない

    短期間で多数のクレジットカードに申し込む行為は、信用情報に傷をつける可能性があるためやめましょう。なぜなら、「短期間で複数のクレジットカードを求めている」=「お金に困っていて多重債務などのリスクがある」と判断されてしまうためです。


    キャンペーン目当てで短期解約はNG

    個人事業主がカードの審査に通りやすくするには、新規発行したクレジットカードを短期解約しないことも重要です。この行為は、信用情報で金融事故として処理されるわけではありません。

    しかしカード会社からすると「キャンペーン目当てでカードを使ってもらえないのでは」と判断し、次の審査で不利に働く可能性があります。クレジットカードのキャンペーンは魅力的なものも多いですが、発行後には適切に使用するようにしましょう。


    「開業届」や「確定申告」は正しく提出する

    個人事業主を営む上で、税務署へ「開業届」を提出する場合があります。開業届は個人事業主になる上で必須のものではありませんが、事業用のクレジットカードを作るためには、申し込み前に提出しておくようにしましょう。

    また、「確定申告」を正しく行うこともクレジットカードの審査において重要なポイントです。個人事業主がクレジットカードに申し込むと、ときにはカード会社から確定申告書のコピーの提出を求められる場合があります。確定申告をしていなければ書類を提出できないので、必要な申告は適切に行いましょう。


    節税のしすぎは禁物

    個人事業主がクレジットカードの審査を有利に進めたいなら、「節税のしすぎ」に気をつけましょう。「今年は売上が多いから、節税のために設備投資をしておこう」などと考える個人事業主の方もいるはず。

    たしかに事業を営む上で節税は重要ですが、クレジットカードの審査という観点では、過剰な節税はおすすめできません。なぜなら、クレジットカードの審査では個人事業主の「収入」ではなく「所得」がチェックされる可能性もあるからです。


    前年度の年収が高いタイミングで申し込む

    個人事業主を何年、何十年と続けていると、年度によって年収にばらつきが生まれる場合もあるでしょう。クレジットカードの審査を有利に進めたいなら、前年度の年収が高いタイミングで申し込むのも1つの手です。

    クレジットカードの申し込み時には、ほとんどのケースで前年度の年収を記入することになります。嘘の年収を記入するのは絶対にNGですが、前年度の年収がいつもより高い場合は、堂々とその金額を書きましょう。

    またこれから独立開業を考えているサラリーマンの方なら、個人事業主になる前にカードを作るのもおすすめです。

    申し込みフォームはできる限り埋める

    クレジットカードの申し込みをする際には、必須欄任意欄が用意されています。少しでも審査落ちのリスクを減らしたいなら、申し込みフォームの任意欄もできる限り埋めるのがおすすめ。

    例えば預貯金などを記入するのは気が引けますが、アピールできるほどたくさんの預貯金があれば、多少は審査で有利に働くかもしれません。



    まとめ:まずは公式サイトをチェック!

    この記事では、個人事業主が事業用の支払いに使用するおすすめのクレジットカードをランキング形式で紹介しました。世の中には数多くのクレジットカードがありますが、今回紹介したのはどれも厳選されたハイスペックなカードばかりです。

    もし興味のあるクレジットカードが見つかったら、まずは公式サイトをチェックしてみてくださいね。時期によってはお得な期間限定キャンペーンを実施していることもあります。期間限定キャンペーン情報を見つけたら、早めに申し込むのがおすすめです。

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