
特にビジネスマンにとって、ちょっとした支払いの時間と手間を省けることは何より嬉しいですね。
実際に、楽天カードやnanacoカードと一体型になったものなど、世の中にはたくさんの電子マネーがあります。その中でもJCBから発行されている「JCB法人カード」で、「クイックペイ」が利用できるようになったことをご存知ですか?
JCB法人カードではお客様の声に応えて、2018年8月16日からクイックペイでの支払いが可能となっています。このページでは、クイックペイが利用できる法人カードを探している方、クイックペイで支払いを便利にしたいとお考えの経営者や個人事業主の方に向けて、クイックペイで支払いできるようになったJCB法人カードがおすすめな理由を、分かりやすく解説してまいります。
JCB法人カードのQUICPayとは?
JCB法人カードでは2018年8月16日から、利用中の法人カードにQUICPayカードまたは、QUICPayを追加・利用できるようになっています。JCB法人カードであれば、「一般」、「ゴールド」、「プラチナ」などに関係なく、基本的にすべてで利用できるのがJCBのクイックペイ。今や、数ある電子マネーの中でも、企業で法人カードと連携して利用できるクイックペイの採用が進み、人気が非常に高まっています。それではまず、クイックペイがどのようなサービスなのかを見ていきましょう。
クイックペイとは?
クイックペイはJCBが発行している、電子マネーのこと。支払いの際にクイックペイを利用することを伝え、カードをかざすと簡単に支払いが完了します。JCB法人カードなどのクレジットカードの他、デビットカードやプリペイドカードにも対応しています。JCB法人カードの場合、クイックペイで支払いをした分の料金は、特別な手数料なくJCB法人カードの利用料金と一緒に引き落としをします。
クイックペイはポストペイ型の電子マネー
クイックペイは、ポストペイ型の電子マネー。ポストペイ型のクイックペイには、いくつかのタイプがあります。 ・クレジットカード型タイプ
・おサイフケータイ型タイプ
・nanaco一体型タイプなど
JCB法人カードはクイックペイ専用カードを追加発行できるタイプで、専用端末にカードをかざすだけで支払いが完了します。ポストペイ型のクイックペイはクレジットカードの利用料金と一緒に請求されるので、後払い式です。
ただし、クイックペイ対応の法人カードも発行元によっては、上記の3つのタイプから自由に選択出来ずに指定されてしまう場合がありますので注意が必要です。
ポストペイ型とプリペイド型の違い
プリペイド型の電子マネーは、カードに現金をチャージして利用するタイプです。チャージ金が不足しているカードでは支払いができないので、プリペイド型の電子マネーは先払いになります。つまり、ポストペイ型とプリペイド型の違いは、先払いor後払いという支払い方法の違いにあるのです。クイックペイの基本情報を解説してきましたが、お分かりいただけましたでしょうか?
ただ、一口にクイックペイと言っても、いくつか種類があります。次は、クイックペイの種類に関して見ていきましょう。
クイックペイの種類
クイックペイには、主に以下の3種類があります。カードタイプ
カードタイプのクイックペイにはクレジットカード型とともに、クイックペイの機能だけがついているカードとnanacoとクイックペイの2つの電子マネーが利用可能なnanaco一体型があります。JCB法人カードは、カードタイプになります。モバイルタイプ
モバイルタイプのクイックペイは、スマートフォンや携帯電話でクイックペイが利用できるタイプ。例を挙げると、iPhoneの利用者は、利用中のクレジットカードやプリペイドカードにApplePayを登録すると、クイックペイとして利用可能になります。Androidの方は利用している法人カード会社に連絡し、クイックペイのの申し込みをすることで簡単に利用可能となります。その他のタイプ
クイックペイにはキーホルダーになったものや、コイン型もあります。肌身離さない身近なものに変身させることも出来るのです。ここまでで、クイックペイの基本情報を一通り網羅いたしました。いずれも無料で利用いただくことが可能なことと、法人カードの支払いと同じタイミングで支払いが出来るというクイックペイのメリットがありました。
クイックペイを利用するメリットが他にもあるのかを次項で見ていきたいと思います。
JCB法人カードでクイックペイを利用するメリット
クイックペイの特徴がわかったところで、JCB法人カードでクイックペイを利用するメリットについて考えてみましょう。JCB法人カードもクイックペイも支払いは後払いになるので、「JCB法人カードに、わざわざクイックペイを登録する意味は何だろう?」と疑問を持った方もいると思います。
実はJCB法人カードでクイックペイを利用すると、お得になるポイントがいくつもあるのです!次で項ではそちらを解説していきます。
JCB法人カード+クイックペイでサインレスに!
※2022年1月追記:最近は通常のクレジットカード払いでもサインレスのお店が増えてきているほか、JCB法人カードにタッチ決済が搭載されるなど、よりスピーディーな決済が実現されています。JCB法人カードはクレジットカードなので、支払いの際にはレジでサインをする必要あります。忙しい経営者の方の中には毎回法人カードで支払いをしていても、サインする手間を面倒に感じている方も多いのではないでしょうか?
それだけでなく、今まで仕事の合間にコンビニなどでちょっとした買い物をする際にクレジットカード(法人カード)を利用するのはなんとなく気が引けてしまい、時間と手間をかけて現金で支払いをしていたビジネスマンも多いのではないでしょうか?
しかし、JCB法人カードにクイックペイを登録すると、専用端末にカードをかざすだけで支払いが完了。すると、レジでサインを記入する必要がなくなります。時間節約=お得です!
ポイントが貯まる
JCB法人カードにクイックペイを登録すると、ポイントを貯めることが可能。クイックペイを登録しているクレジットカードのポイントがクイックペイの利用でたまるのです。つまり、JCB法人カードの場合は、クイックペイで支払いをしても、Oki Dokiポイントも自然とたまります。そのため、これまで実費で支払ってしまっていたものも法人カードのモバイル決済によってしっかりとポイントを得ることが出来ます。会社、企業にとっても法人カードを無駄なく利用でき、ポイントもしっかりと貯められる環境が生まれます。
チャージ不要
電子マネーやデビットカードを使ってコンビニで支払いをする際に、チャージ額が足りなくて困ったという経験をしたことがあるのではないでしょうか?クイックペイであれば、支払いはクレジットカードと同じ仕組みなので、チャージなしで利用可能です。そのため、チャージの残高を気にする必要がなくなります。
このように、クレジットカードと同じ後払いのクイックペイですが、利用するメリットはいくつもあります。ただ、ここで気になるのは実際どこで、どれくらい利用できるのかということではないでしょうか?
次は、法人カードと連携したクイックペイが支払いに使える場所と、その手順に関して見ていきましょう。
どこで支払いができる?クイックペイの使い方
クイックペイは支払いができる場所が決まっています。JCBの法人カードでクイックペイ支払いをしたい時は、利用場所がクイックペイが利用可能な場所であることが条件です。クイックペイが利用可能な場所
クイックペイで支払いができる場所は、主に国内のスーパーやコンビニエンスストア、飲食店、空港などです。利用できるお店は必ずクイックペイのマークを掲示しているので、それを目印にしましょう。今のところ、海外に関してはJCB法人カードは使えてもクイックペイが利用できない場所が多いようなので注意が必要です。
JCB法人カードを使ったクイックペイでの支払い手順
クイックペイで支払いをする時は、下記の手順で支払いを行います。①手元に専用カードを用意し、「クイックペイで支払います!」と店員さんに伝えましょう。
②クイックペイの専用端末に専用カードをかざします。この時、端末には青い光が点灯していることを確認してください。
③支払いが完了すると端末から「クイックペイ!」という決済音が鳴ります。
決済音が鳴るまでは、端末からJCB法人カードを離さないようにしましょう。
支払いが完了すると、青い光が緑色に変わります。
QUICPayとQUICPay+の違い
JCB法人カードでは、「QUICPay」と「QUICPay+」いずれかの方法で支払いが可能です。どちらも後払いの引き落としで、利用内容は法人カードの明細で一覧にご覧いただけます。経費の管理、計算も非常に簡単になるため、経営者や企業での新規利用者が増えるのも納得ですね。
QUICPay
法人カードで1回の利用につき2万円まで、クイックペイでの支払いができます。もちろん、JCB法人カードで利用可能です。QUICPay+
QUICPay+マークがあるお店で、クイックペイを使った2万円以上の支払いもできます。JCB法人カードで利用可能ですが、利用上限金額はカードの設定や利用するお店によって違いがあります。ここまでクイックペイを特徴を見て、「これ便利だから申し込みたい」と思われた方もいるかも知れません。では、如何にして申し込みをすればいいのでしょうか?
次項では、クイックペイの申し込み方法に関して見ていきます。
知っておきたい!申し込みをする際のポイント
「現在持っているJCB法人カードでクイックペイを利用したい!」という方は、今お持ちのJCB法人カードで利用が可能です。申し込み方法がいくつかあるので、特にお得な申し込み方法を選りすぐって紹介しますね。一方で、VisaやMastercardをはじめとする他のカードでは、クイックペイを利用できるかどうかが異なりますので、ご自身の会社のカードがクイックペイに対応しているのか確認や問い合わせるようにしましょう。
また、会社員の方の場合は個人で勝手に変更してしまうのは億ありませんので、クイックペイの利用について一度社内で確認されてから利用される方が良さそうです。