
この法人カードは、会計ソフトを運営するfreeeだからこそできる、きめ細かい配慮が詰め込まれたものとなっています。今回の記事ではfreeeが提供する法人カードのスペックや特徴、利用するメリットなどについて紹介しています。
freeeの法人カードは審査に申し込みやすいことでも知られているので、設立直後など法人カードの審査に不安がある経営者様もぜひご覧ください。
freee提供の法人カードがある
freeeが提供する法人カード「freeeカード」は、個人事業主や小規模な企業におすすめです。freeeカードが他の法人カードと異なるポイントは、事業に関する様々な特典が付帯していることです。法人カードに搭載された特典として多いのは「空港ラウンジを無料で利用できる」「傷害保険が付いている」「ホテルやレストランの費用がお得になる、もしくは無料でグレードアップできる」などです。
もちろんこれらの特典もビジネスにおいては重要なのですが、freeeの法人カードではより事業に直結する特典が備わっています。例えば、税理士・弁護士・社労士へ無料で相談できる特典や、求人広告費用がお得になる特典があります。
特に、設立直後の企業や個人事業主にとってメリットの特典が多いことから、スモールビジネスでの利用に適しています。さらに、会計ソフトfreeeを利用している経営者様であれば、最低限度額の設定が有利になるメリットもあります。
そもそも法人カードを持つメリットとして、経理処理の効率化やキャッシュフローの改善などが挙げられます。もちろん、法人カードのステータス性や付帯サービスを重視する経営者様もいらっしゃいますが、設立直後だと実務へ直結する特典の方が助かる場面も多いです。
その点、freeeの法人カードなら活用しやすい特典が多数備わっているので安心して導入できます。
経理効率化などfreeeカードを活用するメリット
それでは、freeeの法人カードが持つメリットについて、より深く掘り下げて見ていきましょう。最短4営業日で法人カードを発行可能
freeeの法人カードは、審査からクレジットカード発行までのスピードに優れています。申し込みはインターネットから簡単に実施でき、なんと最短4営業日でfreeeの法人カードが発行されます。さらに、口座振替のために提出する用紙は法人カード発行後でOKとなっています。
「急いで法人カードを作らなくてはならない」という場面でも、経営者様の助けになってくれることでしょう。
経理業務の効率化
クラウド会計ソフトfreeeを提供している会社だからこそ、法人カードと会計ソフトの連動もスムーズになっています。そのため、経理業務を効率化したい経営者様でもfreeeの法人カードは導入しやすくなっています。さらに、freeeの法人カードを申し込むと同時に会計ソフトを新規で申し込めば、会計ソフトの利用料金が2,000円割引になる特典付き。
これからfreeeの会計ソフトを導入しようと考えている経営者様にとってもメリットがあります。
分割払いやリボ払いも可能
一昔前の法人カードというと、一括払いが基本であり分割払いやリボ払いは利用できませんでした。しかし、最近では分割払いやリボ払いができる法人カードが増えてきて、freeeカードもその中の1つとなっています。設立直後の企業は、売掛金があったとしても入金時期の関係で資金繰りが苦しくなるケースがあります。
そんな時でも、仕入れの費用を分割払いやリボ払いにできれば、難しい局面を乗り切ることができるでしょう。
各カードのスペックを比較
次に、freeeが提供する法人カードのラインナップを確認しましょう。freeeの法人カードには「freee Mastercard」「freee VISAカード」、そして「freee セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、freeeセゾンプラチナビジネスカード」)という3種類が存在。
freee Mastercardとfreee VISAカードには一般券種とゴールド券種があり、freeeセゾンプラチナビジネスカードはプラチナ券種となります。今回は、特に比較されることが多いfreee Mastercardとfreee VISAカードの2種類について詳しく解説していきます。
なおfreeeセゾンプラチナビジネスカードについて詳しく知りたい場合は、下記のリンク先ページで解説しています。
freeeセゾンプラチナビジネスカードの詳細 »
freee Mastercardのスペック
まずは、freee Mastercardのスペックをみてみましょう。freee Mastercard | スタンダード![]() | ゴールド![]() |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 初年度:無料 2年目以降:2,200円(税込) |
国際ブランド | Mastercard | |
限度額 | 10万円〜300万円 | 30万円〜300万円 |
支払い方法 | 一括払い、分割払い、リボ払い | |
従業員カード | 3枚まで | |
ETCカード | 1枚まで | |
本人確認書類 | 代表者・事業主様の本人確認書類 | |
決済書・確定申告書 | 不要 | |
付帯保険 | なし | 海外旅行保険:最高2,000万円 国内旅行保険:最大1,000万円 |
空港ラウンジ | なし | 国内主要空港で無料 |
ポイントプログラム | なし | 還元率0.3%〜0.5% |
通常券面とゴールドランクの法人カードで大きく違うのは、ポイントプログラムの有無や付帯サービスですね。通常券面の法人カードではポイント制度自体がないのに対して、ゴールドランクならポイントを貯めることができます。
その他、旅行時の傷害保険や空港ラウンジサービスも搭載されているので、ゴールド券種の方がおすすめ。ゴールドランクであっても利用限度額の上限は変わりませんが、やはり法人カードにポイントプログラムがあるのとないのとでは大きな差があります。
freee VISAカードのスペック
次に、freee VISAカードのスペックを確認しましょう。freee VISAカード | クラシック![]() | ゴールド![]() |
---|---|---|
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円 ※WEB明細の利用で825円 ※年間50万円以上の利用で翌年度無料 | 初年度無料 2年目以降11,000円 ※WEB明細の利用で9,900円 ※年間50万円以上の利用で翌年度5,500円 |
国際ブランド | VISA | |
限度額 | 50万円〜150万円 | 50万円〜300万円 |
支払い方法 | 一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払い | |
従業員カード | 20枚まで | |
ETCカード | カード1枚に対して1枚 | |
本人確認書類 | 代表者・事業主様の本人確認書類 | |
決済書・確定申告書 | 不要 | |
付帯保険 | 国内旅行保険:最高2,000万円 | 海外旅行保険:最高5,000万円 国内旅行保険:最大5,000万円 ショッピング保険:最大300万円 |
空港ラウンジ | なし | 国内主要空港で無料 |
ポイントプログラム | なし | 還元率0.5% |
freee Mastercardではゴールドランクの年会費が2,200円(税込)と安かったのに対して、freee VISAカードの場合は11,000円(税込)と高額になっていますね。ただし、年間50万円以上を決済すれば翌年度の年会費が5,500円(税込)に優遇されます。
また、freee Mastercardと比べると一般券種の限度額の上限が150万円に設定されています。より高額な限度額を求める経営者様ならfreee Mastercardもしくはゴールド券種を選ぶとよいでしょう。
また、freee Mastercardだと通常・ゴールド共に追加カードは3枚までしか発行できませんが、freee VISAカードの場合は通常・ゴールド共に最大20枚まで追加カードを発行可能です。
このように、freee Mastercardとfreee VISAカードには明確な違いが存在しているので、双方のメリットとデメリットを十分に考慮して選ぶのがいいでしょう。
審査に申し込みやすい法人カードとして人気
さて、ここまでは主にfreeeの法人カードのスペックや特典について紹介してきました。しかし、実はfreeeが提供する法人カードの魅力はそれだけではありません。freeeカードは、審査の申し込みやすさにも特徴があるんです。
freeeの法人カードは設立直後や個人事業主へ配慮して審査に申し込みやすい仕組みとなっています。「会社を立ち上げて間もないから法人カードの審査には通らないだろう」と諦める必要はありません。
公式サイトに「設立直後でも審査可能」と明記
freeeの法人カードが審査に申し込みやすい根拠として、freee公式サイトに「設立直後でも審査可能」と記載されている点が挙げられます。もちろん必ず審査に通るという保証はありませんが、他社の法人カードと比べると審査面で優遇されているのは事実です。
Webで審査可否を簡易診断
freeeの法人カード独自のサービスとして、Web上で審査の可否を簡易的に診断できるページが用意されています。法人カードは闇雲に複数の会社へ申し込むと、むしろ審査に通りにくくなってしまいます。そのため、本当に手に入れたい2〜3枚の法人カードに絞って申し込むことが肝心です。
Web上で審査可否を簡易診断してくれるfreeeのサービスを使えば、無意味に申し込み対象が増えてしまうリスクを軽減することができます。
申し込みは本人確認書類だけ
設立直後や個人事業主でもfreeeの法人カードへ気軽に申し込める理由は、提出資料が本人確認書類だけという点にもあります。決算資料をはじめとする複数の審査書類を提出しなくていいので、手続きは非常に楽です。
スモールビジネスに最適な一枚
ここまで、freeeが提供する法人カードの詳細をお伝えしました。freeeの法人カードが他社のものと異なる点は、より事業へ直結する特典を多数用意していることにあります。例えば、税理士や弁護士、社労士へ無料で相談できるほか、freeeの会計ソフトとの連動もスムーズになっています。
バリエーションはfreee Mastercardとfreee VISAカード、freeeセゾンプラチナビジネスカードの3種類があります。freee Mastercardと、freee VISAカードについては、それぞれゴールドランクがあります。
どちらもゴールドランクにのみポイントプログラムが付帯されているので、「法人カードの支払いでポイントを貯めたい!」と考えている経営者様にはゴールドランクがおすすめです。
申し込み時の資料は本人確認書類だけでOKであり、最短4営業日でカードが発行されるスピーディーさも魅力。審査に申し込みやすい法人カードをお探しの経営者様も、freeeのカードを検討してみてください。freeeカードへのお申し込みは、下記ボタンから手続きできます。