
個人用のクレジットカードよりも圧倒的に多くのお金を取り扱う法人カード。
そんな法人カードで、決済のたびにマイルが貯まるとなると数カ月で相当な額のマイルに。
しかし、法人カードは扱うお金が多いからこそ、少しのマイルの貯まりやすさの差が大きな違いを生み出します。
マイルを損すること無く貯めたいあなたのために、このページで全50種類以上の法人カードの中から、一番マイルの貯まりやすい法人カードを紹介します!
そんな法人カードで、決済のたびにマイルが貯まるとなると数カ月で相当な額のマイルに。
しかし、法人カードは扱うお金が多いからこそ、少しのマイルの貯まりやすさの差が大きな違いを生み出します。
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マイルの貯まりやすいカードを
今すぐ知りたい方はこちら
法人カードでマイルを貯めてお得に飛行機を使おう
マイルという言葉。なんとなく飛行機に関連していることはわかるけど、それが何かまではわからないという人が多いようです。実はそのマイル、知っていて法人カードを使うのと知らずに使うのでは、法人カードをお得に使えているかどうかに大きく差がついてしまうのです。
ここではまず、そもそもマイルとは何か、どうやって貯めるのかについて一緒に見ていきましょう!
マイルって何?貯めるとなにがいいの?
マイルというのは航空会社毎にあるマイレージというサービスの中で管理されるポイントのこと。マイルが貯まると、無料で飛行機の航空券と交換できたり、マイルを使ってビジネスクラス、ファーストクラスなどの豪華座席にグレードアップできます。
日本でマイルが貯まる航空会社はANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)の2社。
海外の航空会社のマイレージを入れるとマイルの種類はもっと多くあるのですが、最初はこの2社のどちらかのマイルに決めて貯めるのがよいでしょう。
マイルを貯める3つの方法
マイルを法人カードで貯めるには、3種類の方法があります。1.法人カードのショッピング利用でマイレージを貯める 法人カードを使ってショッピング利用をする度に自動でマイルが貯まっていくようになっています。日頃、オフィスで使う消耗品の購入や、公共料金の月額料金などが多い方はこの機能に重点を置いて法人カードを選ぶと良いですね。 2.ショッピングで獲得したポイントをマイレージに移行する これは1つ目の方法と少し似ていますが、ショッピングによって自動で貯まったポイントをマイルに変換できます。こちらはポイントをそのままポイントとして使うこともできるので、飛行機に乗るかわからないという方におすすめ。 ただし、こちらは一度変換という行程を挟む面倒さと、法人カードによっては移行手数料として追加の年会費がかかることもあるので注意が必要です。 3.飛行機を利用してボーナスマイルを貯める こちらは単純です。法人カードを使って飛行機に乗ればマイルが貯まります。 ![]() |
マイルの貯まる3つの方法をお伝えしました。
そして次に紹介する、マイルの貯まる法人カードを選ぶ際の4つのポイントは必ず確認しておきましょう!
カードを選ぶ際の4つのポイント
今あなたが検討しているカードは、本当にお得にマイレージが貯まる法人カードなのでしょうか?マイレージ系のカードは、法人カードの中でも特にカードによる性能差が顕著に現れます。
正しい知識を持って比較しなければ、マイレージ法人カードの落とし穴にはまってしまうかもしれません。
ここから、マイレージ系法人カードを比較する際に、多くの方が混乱しやすい4つのポイントをご紹介します。
1.航空会社の一般法人カードに注意
マイレージのメリットを少しでも多く得たいと思い、ANAやJALの法人カードを希望される経営者の方は少なくありません。JALカードやANAカードは、個人用と法人用ではマイルの貯まる仕組みが違います。
個人カードの場合、ショッピングでの利用でANA/JALそれぞれマイルが貯まる仕組み。
しかし、一般法人カードの場合、ショッピングでマイルが貯まることはありません。
法人のANA/JALの法人カードで貯めることができるのは「フライトマイル」のみ。つまり、飛行機を利用しないとマイルを獲得できないのです。

法人カードは、航空料金の他にも備品購入や公共料金の支払いなど様々な経費の精算に利用することが多いので、いかにショッピング利用でマイルを貯めるかがポイントになります。
フライトの利用のみであればANA/JALカードでもマイルを貯めることができますが、そうでなければこれらの法人カードはおすすめとは言えません。
2.マイルの価値は一定ではない
マイルの価値は一定ではないということを知っていましたか?航空会社ごとにマイルの価値は変わりますが、同じ航空会社のマイルだとしても使い方次第でマイルの価値は変わるのです。
マイルを航空券に交換する時、その航空券の行き先次第で1マイルの価値は1円~3円くらいの範囲で変動します。
マイルがたくさん貯まる法人カードを選んで契約したのに、自分がよく使う航路においてはその法人カードで貯まるマイルの価値が低い、ということもあります。
自分がよく使う航路の1マイルの価値というものを航空会社毎に調べておきましょう。
3.移行手数料を含めて比較してもホントにお得?
ショッピングで貯まるポイントをマイルに変換する機能がある場合、手数料として追加で年会費がかかる法人カードがいくつかあります。例えば、ANAマイル法人カードだと移行手数料が無料~6,000円ほどとなっています。移行手数料の違いは、券種やマイル移行のコースによって変わってきます。
マイルで法人カードを比較するときは、移行手数料がカードごとにいくらかかるのかも考慮しましょう。
4.ANAとJALのマイルに互換性はない
法人カードや、ANAとJALだけに限ったことではないのですが、マイルは他の航空会社のマイルに変換できません。つまり、ANAで貯めたマイルはANAで、JALで貯めたマイルはJALでしか使えないのです。
法人カードを選ぶ時点で間違えると、使いたい航空会社では何の役にも立たないマイルをコツコツ貯めることになってしまいます。
そうならないように、先にANAかJALのどちらか一方に決めてマイルを貯めるための法人カードを探すようにしましょう。
ここまで分かれば、次に必要なのはマイルを効率的に貯めることのできる法人カードですね!次の項では、マイルの貯まりやすい法人カードをANA編とJAL編に分けて、それぞれ比較していきます!
マイル還元率の高い法人カードを徹底比較!
ただでさえ法人カードは何十種類とあるのに、それぞれの複数ある要素をいちいち比較するのは面倒ですよね。そこでここからは、マイルの貯まる法人カードを当サイトにある全50種類以上の法人カードから徹底比較して紹介します!
もちろんANAとJALは分けて比較するので、お好きな航空会社のマイルがたまる方を御覧ください!
マイレージカード徹底比較~ANA編~
まずはANAマイルが貯まりやすい法人カードから比較していきましょう!今回比較するのは、この3種類の法人カードです!
「オリコEX Gold for Biz」
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」
「楽天ビジネスカード」
それでは、効率的にANAマイルが貯まる3種類の法人カードの基本的なスペックを表で比較しそれぞれ解説していきます!
![]() オリコEX Gold for Biz M | ![]() アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | ![]() 楽天ビジネスカード | |
---|---|---|---|
年会費 | 2000円 | 31,000円 | 2000円 |
ポイント 還元率 | 0.6%~1.1% | 0.3~1.0% | 1.0% |
ANAマイル 還元率 | 0.3~0.6% | 0.50% | 0.50% |
JALマイル 還元率 | 0.25% | 0.50% | – |
マイル 移行手数料 | 無料 | 年間5,000円 | 無料 |
海外旅行 障害保険 | 2,000万円 | 1億円 | 5,000万円 |
国内旅行 障害保険 | 1,000万円 | 5,000万円 | 5,000万円 |
プライオリティパス | 無し | 無し | 発行可 |
追加カード | 無料 3枚まで | 12,000円 4枚まで | 無し |
限度額 | 300万 | 申告内容や利用実績に応じて | 300万 |
国際ブランド | ![]() ![]() | ![]() | ![]() |
※マイル還元率はポイント全てをマイルに変換するとして計算しています。
オリコEX Gold for Biz

ゴールド法人カードにしては年会費が非常に安く、ポイント・マイル還元率も高いです。
還元率に幅があるのは前年の利用金額に応じて変動があるためであり、年間200万円以上の利用で、ANAマイルを貯めることのできる法人カードトップの0.6%というマイル還元率になります。
追加カードもマイル移行手数料も無料で非常にコスパの良い法人カードといえるでしょう。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

年会費やマイル移行手数料に対し、それだけの額に見合う法人カードです。
まず旅行傷害保険の最高額と法人カードの中でトップクラスのステータス。そして限度額。
申告内容や利用実績に応じてとありますが、使えば使うほどどこまでも限度額が上がっていき、実質無制限といえます。
マイルは、ANAマイルやJALマイル両方とも0.5%のマイル還元率でマイルが貯まることに加え、海外の10種類近い航空会社でもマイルを貯められます。
マイル還元率だけでなく、基本スペックにも高い水準を求める方におすすめの法人カードです。
意外にも審査はそれほど厳しくはないため、起業したての方も安心して申し込んでいただけるでしょう。
【2021年2月最新】
限定キャンペーン中!
61,000円分という、非常にお得なキャンペーンとなっているので、是非この機会にご検討ください。
※年会費は経費計上ができます。
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楽天ビジネスカード

こちらも、オリコEX Gold for Biz iD×QUICPayと同様に年会費2,000円でマイル移行手数料もかからず、コスパが良いですね。
しかし、流通系と呼ばれる誰でも手に入れやすい法人カードの、さらに一般法人カードなのでステータスは残念なことに全法人カード中最低ランクとなってしまいます。
そんな中、飛行機をよく使う方にとてもうれしいのはプライオリティパス発行権。世界中の数多くの空港で高級ラウンジを無料で利用できます。
詳細ページはこちらから!
ANAマイルが貯まりやすい三つの法人カードを紹介しました。
ANAマイルに特にこだわりが無ければ次のJAL編もおすすめです。マイル還元率1.1%、プラオリティパス発行無料のおすすめ法人カードがあります。
マイレージカード徹底比較~JAL編~
最後に、JALのマイルが貯まりやすい法人カードを見ていきましょう。ここでご紹介するのは「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」
比較と言っておきながら1つしか紹介する法人カードがないのは、ANA編を見てきた方にはすぐわかると思いますが、この法人カードの性能がダントツ過ぎて比較するまでも無いためです。
ANAマイルかJALマイル、どちらを貯めていくか決めていないという方には問答無用でこの法人カードの導入をおすすめします。
それでは早速表から見ていきましょう!
![]() セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード | |
---|---|
年会費 | 20,000円 200万円以上の利用で次年度半額 |
ポイント還元率 | 0.50% |
JALマイル還元率 | 1.125% |
ANAマイル還元率 | 0.30% |
マイル移行手数料 | 無料 |
海外旅行障害保険 | 1億円 |
国内旅行障害保険 | 5,000万円 |
プライオリティ パス | 無料で発行可能 |
コンシェルジュ | 24時間365日対応 |
追加カード | 3,000円 4枚まで |
限度額 | 申告内容や利用実績に応じて |
国際ブランド | ![]() |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード
マイルカードとしての性能が段違いに良く、ANA編の3枚から良い所をすべて合わせたような法人カードです。マイル移行手数料は無料で、マイルの還元率なんと脅威の1.125%。
マイル還元率がトップクラスに高いとされる法人カード群の、約2倍の速さでマイルが貯まっていきます。
年会費が3万円以上するプライオリティパスを無料で発行できる点も驚きです。その浮いた金額分を考えてもセゾンプラチナの年会費に対するリターンはかなりのものになります。
また、プラチナ法人カードなだけあってコンシェルジュサービスもついています。
これも飛行機を良く乗る人にはとてもありがたい機能ですね。いつどこに行きたいとコンシェルジュデスクに電話一本するだけで飛行機の予約を済ませてもらえるのです。
旅行傷害保険も充分すぎるほど付き、限度額もANA編で紹介したアメックスゴールドと同様に実質無制限。これで困ることはまず無いでしょう。
さて、ANA編とJAL編でそれぞれマイルの貯まりやすい法人カードを比較してみました。
以上となりますが、この情報があなたのクレジットカード・ビジネスカード選びの手助けになれば嬉しく思います。