
この記事では、空港ラウンジ優待が搭載されているコーポレートカードを全部で5枚紹介しています。
紹介しているコーポレートカードの中には、国内だけでなく海外のラウンジで利用できるものもあります。
また、プライオリティ・パスのラウンジ優待が備わっているカードも。コーポレートカードを検討中の経営者様は、ぜひ参考にしてみてください。
コーポレートカードでも空港ラウンジが使えます
「コーポレートカードでも空港ラウンジの特典って使えるんだろうか?」と疑問を感じてはいませんか?この疑問にお答えすると、ゴールド券面のコーポレートカードであれば、通常の法人カードと同様に空港ラウンジを利用することが可能です!しかも、空港ラウンジが利用できるコーポレートカードの場合、経営者様に限らず追加カードを所持している社員も利用可能。
経営者様が秘書を連れて空港ラウンジを利用する際も、秘書にも従業員用のコーポレートカードを持たせておけばOK。料金を支払うことなく、無料で利用できます。
空港ラウンジではどんなサービスが利用できる?
コーポレートカードで利用できる空港ラウンジには、次のようなサービスが用意されています。- ・ゆったりとしたソファとテーブルがある
- ・WiFiや電源などの環境が整っている
- ・ソフトドリンクや軽食が無料
- ・アルコールは有料で利用可
- ・シャワー設備(有料)があることも
ゆったりとしたソファやWiFi、ソフトドリンクについては、おおよそ全国どの施設にも用意があることでしょう。
一方、軽い食事やシャワー設備の有無は利用するところによって変わってきます。
ちなみに、どのコーポレートカードを所有していても利用できるカードラウンジのランクなどの差はありません。
コーポレートカードでは使えない施設もあるので注意
1点注意しておきたいのは、コーポレートカードでは利用できない空港ラウンジも存在している点です。「あれ、持っているコーポレートカードによってランクの違いはないんじゃないの?」と感じるかもしれませんね。コーポレートカードで使えない施設とは、航空会社が独自に運営しているプレミアムラウンジのことです。
ANAラウンジなど航空会社のラウンジは、「飛行機のファーストクラスの利用者限定」「航空会社のプレミアム会員」などの利用条件があり、コーポレートカードはもちろんクレジットカードを持っているだけでは使えない施設なんです。
また、それとは別にプライオリティ・パスの会員だけが利用できる施設も存在しています。
日本国内ではコーポレートカードのカードラウンジの方が数は多いですが、海外の空港だとプライオリティ・パスのラウンジの方が多いです。
コーポレートカードで空港ラウンジを利用する予定の場合は、事前に各空港のホームページなどでターミナルの位置などを確認しておきましょう。
空港ラウンジ優待があるコーポレートカード5選

こちらでは、空港ラウンジ優待が搭載されているコーポレートカードを、全部で5枚紹介いたします。
アメリカン・エキスプレス・コーポレート・カード
空港ラウンジ優待を利用できる大企業向けクレジットカードをお探しなら、まずはアメリカン・エキスプレス(American Express)のコーポレートカードを検討してみてはいかがでしょうか?Amexのコーポレートカードは、ゴールド券面を選ぶと、空港ラウンジサービスが利用可能です。
アメックスは旅行系の優待に強いので、ラウンジ利用以外にも様々な内容の付帯サービスを期待できます。
アメリカン・エキスプレスのコーポレートカードで利用できるカードラウンジは、羽田空港やセントレア、関空などの国内28ヶ所+海外1ヶ所。
全国各地を出張で飛び回る社員がいても、空港ラウンジという作業場所でパソコンを使えるので、業務効率アップに役立ちます。
アメックスのセンチュリオン・ラウンジは利用できる?
アメリカン・エキスプレスといえば、海外の一部地域にしか用意されていない「センチュリオン・ラウンジ」が国際的にも有名です。通常のラウンジよりもハイグレードでラグジュアリーなラウンジであり、コーポレートカードで使えるのであればぜひ使ってみたいですよね?
しかし、残念ながらアメックスのコーポレートカードではセンチュリオン・ラウンジを利用することはできません。
なぜならセンチュリオン・ラウンジはプラチナ会員が使えるラウンジであり、コーポレートカードにはゴールドまでしかないからです。
三井住友コーポレートカード
続いて紹介するのは三井住友コーポレートカード。こちらもアメリカン・エキスプレスと同様にゴールド券面を選ぶことで優待が使えるようになります。
三井住友コーポレートカードは10枚以上の追加カードを発行すれば、中小企業向けの「三井住友ビジネスカード」より年会費がお得になる、おすすめのコーポレートカード。
三井住友コーポレートカードでは国内32ヶ所+海外1ヶ所の空港でラウンジが利用できるので、プライオリティ・パスを除いてはややアメックスに勝ります。
Diners Clubコーポレートカード
続いて紹介するのは、ダイナースクラブ(Diners Club)が提供するコーポレートカードです。ダイナースクラブのコーポレートカードは、国内はもちろん海外でも様々な空港ラウンジを利用できる点が優れています。
国内では31ヶ所の空港でラウンジが用意されているほか、海外ではアジア・南北アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・オセアニアまで世界各国にラウンジのネットワークが広がっています。
このように、ダイナースクラブのコーポレートカードはグローバルな営業活動を行う大企業にこそおすすめなのです。
UCコーポレートカード
続いて紹介するのはUCコーポレートカード。ゴールド券面なら、国内の主要空港と海外の一部空港でラウンジを利用可能です。長い歴史のあるカード会社ですから、個人的にUCカードを愛用している経営者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
UCカードを使い慣れているのであれば、UCコーポレートカードを検討してみてもいいかもしれませんね。
MUFGコーポレートカード
三菱UFJニコスが提供するMUFGコーポレートカードは、「ゴールドプレステージ」の券種のみ空港ラウンジ優待が搭載されています。三井住友と同じく銀行系のコーポレートカードなので、信頼感としてはバツグンですね!
プライオリティ・パスが使える大企業用のクレカ

プライオリティ・パスは世界最大のネットワークを誇る、会員制の空港ラウンジサービス。
経営者様の中には、個人カードでプライオリティ・パスを活用している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
各社が提供するコーポレートカードの中で、プライオリティ・パスの優待が搭載されているコーポレートカードを1枚だけ見つけました!それが、アメリカン・エキスプレス・コーポレートカードのゴールド券面です。
プライオリティ・パスは海外では最強の力を発揮してくれますが、国内では対象ラウンジが少なく、それほど活用できるシーンは多くないでしょう。
しかしアメックスのコーポレートカードであれば国内の主要空港ではカードラウンジが利用できるので、プライオリティ・パスと併用すれば国内外で空港ラウンジをフル活用できます。
まとめ:海外出張の有無で選ぶのがおすすめ

それぞれ異なるカード会社が発行するカードであり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。空港ラウンジサービスを重視するのであれば、社員の海外出張があるかどうかで選ぶのがおすすめです。
海外出張がないのであれば国内の主要空港でラウンジが使えれば十分。一方、海外出張があるのなら国外でのサービスもあると便利です。
以下に、国内ラウンジに強いカードと、海外でもラウンジが使えるカードを分類しました。
【国内】
【国内+海外】
空港ラウンジが利用できるコーポレートカードをお探しの経営者様は、ぜひこの記事で紹介したクレジットカードをご検討ください。 - ・三井住友コーポレートカード
- ・UCコーポレートカード
- ・MUFGコーポレートカード
【国内+海外】
- ・アメックスコーポレートカード
- ・ダイナースクラブコーポレートカード