
カード決済でマイルを貯めることができるのは、言わずもがなクレジットカードの大きなメリットの一つ。
海外出張の多い法人の経営者さまの中には、マイレージを貯めることを第一に法人カードを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、このマイレージが貯まるシステム。カードの選択を誤ると思うようにマイレージが貯まらない、という事態になりかねません。特にマイルの還元率はカードの種類によって大きく異なります。
海外出張の多い法人の経営者さまの中には、マイレージを貯めることを第一に法人カードを選んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、このマイレージが貯まるシステム。カードの選択を誤ると思うようにマイレージが貯まらない、という事態になりかねません。特にマイルの還元率はカードの種類によって大きく異なります。
その法人カード、本当にマイルが貯まりやすい?
マイレージが貯まりやすい法人クレジットカードの申し込みを検討しているあなた。あなたが選んだ、または検討しているカードは、本当にお得にマイレージが貯まる法人カードなのでしょうか?
マイレージ系のカードは、法人向けクレジットカードの中でも特にカードによる性能差が顕著に現れます。正しい知識を持って比較しなければ、マイレージ法人カードの罠にはまってしまうかもしれません。
このページでは、マイレージ系法人カードを比較する際に、多くの方が混乱しやすい3つのポイントを全てご紹介!
是非、法人カードを選ぶ際の参考にしてみてください。
航空会社の一般法人カードにご注意を
マイルとは航空会社が運営するポイントプログラム。マイレージの恩恵をよりたくさん得たいと思い、ANAやJALの法人カードを希望される経営者の方は少なくありません。
実はこれが1つ目の落とし穴。 実は、JALカードやANAカードは個人用と法人用ではマイルのたまり方が大幅に異なるのです。
個人カードの場合、どちらもショッピング利用でマイレージを貯めることが可能。しかし、一般法人カードの場合、ショッピングでマイレージはたまりません。
法人のJAL/ANA一般法人カードで貯めることが出来るのは「フライトマイル」のみ。 つまり、飛行機を利用することでのみマイレージを獲得できるということです。

法人カードは、航空料金の他にも様々な経費の精算に利用する方が多いでしょうから、ショッピング利用でいかにマイレージを貯めるかがポイントになります。
フライトの利用のみであればJAL/ANAカードでもマイルを貯めていくことができますが、そうでなければこれらのカードはおすすめとはいえません。
事業の経費支払いをメインの目的とする法人カードでマイルを貯めるときにおすすめしたいのは、以下のいずれか。
- ショッピング利用で自動的にマイレージが貯まっていく法人カード
- ショッピングで貯まるポイントをマイルに交換できる法人カード
普段の経費支払のたびにコツコツマイルが貯まるため、最も効率的にマイレージを使うことができます。
このページの最後で、法人カードをマイレージの貯めやすさで比較している記事をご紹介しています。
経費の支払いついでに効率的にマイルを貯めることができる法人カードを見つけたい方、是非チェックしてみてください!
マイルの価値は一定ではない
実は、マイルの価値は一定ではないということ、知っていましたか?航空会社毎にマイルの価値が変わってくるのはなんとなく想像がつくかもしれませんが、同じ航空会社のマイルだとしても使い方しだいでマイルの価値は変わるのです。
マイルを航空券に交換する時、その航空券の行き先次第で1マイルの価値は1円~3円くらいの範囲で変動します。
1マイル約1円程になるときもあれば3円程になるときもある、知らずに3倍近くの差がつくと考えると恐ろしいです。
マイルがたくさん貯まる法人カードを選んで契約したのに、自分がよく使う航路においてはその法人カードで貯まるマイルの価値が低い、ということも断然ありえます。
自分がよく使う航路があるという場合はその航路での1マイルの価値というものを航空会社毎に調べておいたほうが良いですね。
移行手数料を含めて比較してもホントにお得?
ショッピングで貯まるポイントをマイルに変換する機能があるとき、移行手数料として追加で年会費がかかる法人カードがいくつかあります。ポイントのマイル還元率が高いからという理由でそのような法人カードを選んだとしても、年間で交換するマイルの量が少なければ、マイルによって得をできる分を追加の年会費が上回ってしまい結果的には損になってしまうことがあります。
マイルで法人カードを比較するときは移行手数料がカードごとにいくらかかるのかを考慮に入れて比較をしていきましょう!
ANAとJALのマイルに互換性はない
法人カードや、ANAとJALだけに限ったことではないのですが、マイルは他の航空会社のマイルに変換することができません。つまりANAで貯めたマイルはANAで、JALで貯めたマイルはJALでしか使うことができないのです。
法人カードを選ぶ時点で間違った航空会社のマイルが貯まりやすい物を選んでしまうと、自分の使いたい航空会社では何の役にも立たないマイルをコツコツ貯めることになってしまいますね。
そうならないようのするため、先にANAかJALのどちらか一方に決めてマイルを貯めるための法人カードを探すようにしましょう。
注意点を考慮に入れて実際に選んでみた
最後に、ここまで読んできた「マイレージで法人カードを選ぶ時に絶対に気をつけるべきこと」を考慮に入れて、50種類ある法人カードの中から選りすぐりのマイレージカード1枚をピックアップ、ご紹介いたします。その1枚とは、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード」。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カードとは、セゾンとアメックスが手を組んで発行するプラチナカード。このカード、全法人カードの中でマイルを貯める性能が 断トツにいいと言われています。
それでは早速基本性能を見ていきましょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・ アメリカン・エキスプレス・カード |
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券面 | ![]() |
年会費 | 20,000円 200万円以上の利用で次年度半額 |
ポイント還元率 | 0.50% |
JALマイル還元率 | 1.125% |
ANAマイル還元率 | 0.30% |
マイル移行手数料 | 無料 |
海外旅行障害保険 | 1億円 |
国内旅行障害保険 | 5,000万円 |
プライオリティ パス |
無料で発行可能 |
コンシェルジュ | 24時間365日対応 |
追加カード | 3,000円 4枚まで |
限度額 | 申告内容や利用実績に応じて |
国際ブランド | ![]() |
まず注目すべきはJALマイルの還元率1.125%という数字。
この数値、実は法人カードにしてはかなり驚異的な還元率です。
たいていの法人カードはどんなに還元率が高くとも0.6%がいいところ、その中での1%超えは確かに断トツの性能と言えるでしょう。
さらに珍しいことに、JALマイルのみならずANAのマイルも平均以上の0.5%還元率で貯めることのできる両刀使い。
途中で貯めるマイルを変えたくなっても安心です。
上記に加え、下記の通りサービスも充実しています。
- マイル移行手数料は無料
- 通常$399の空港VIPラウンジを自由に使えるプライオリティ・パスが無料
- 充分すぎるほどの旅行保険(国内海外)
このように、飛行機をよく利用する人にとって至れり尽くせりなサービスのラインナップ。
更に、プラチナカードとしての性能も申し分ありません。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスで、飛行機や食事処の準備が電話1本で可能。 加えて、アメックスのステータスからくる法人カードとしての信頼性。
そして、一番驚くべきことはこれだけ優秀な法人カードでありながら 年会費が2万円(年間に200万円の利用で半額の1万円に)であるということ。
通常プラチナカードの年会費は5万円が相場で、アメックスのプローパーカードに関してはゴールド券面の時点で3万円を超え、プラチナ券面は13万円にまで及びます。
アメックスブランドのプラチナカードを年会費2万円で扱えるというのは破格です。飛行機をよく使う方ならマイルの還元だけで元を取ることも難しくない金額ですね。
マイルを貯めることを考えるなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード」がおすすめです。

ANAマイルを貯めるならオリコや楽天、アメックスゴールドという選択肢も
上記でご紹介した「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス・カード」。JALマイルを貯めることに関しては圧倒的王者であり他の選択肢は見つけにくいのですが、ANAマイルの還元に関しては他にも横に並べる法人カードが幾つかあります。
次にご紹介するページでは、航空会社別にマイルの貯まる法人カードを比較しております。
JALマイルではなくANAマイルを貯めたいとお考えの方は、次のページで「マイレージカード徹底比較~ANA編~」をご覧ください!
こちらからどうぞ